五月晴れの日にツツジやカキツバタも 色鮮やかで水面も初夏の太陽に煌めきます。 ことじ灯籠は、お琴の糸を支える琴柱 そして、お二人が立つ虹橋がお琴の本体で 橋の下を流れる曲水の音が、お琴の調べです。 小鳥のさえずりが降る金澤神社さんの 境内の青葉の中で紋付きの黒と 打掛の白がいっそう艶やかなことです。 「追い風(おいて)」は源氏物語で 「花の香などをほのかにただよわせてくる風」という意。 お二人が追い風にのって航路を進みますように という祈りの思いもこめました。