浩一郎さん&かさねさん「八重撫子祝言」 能楽堂・石川門
かさねさんのお名前は「奥の細道」の句
「かさねとは八重撫子(やへなでしこ)の名なるべし」
から命名されたのだそうです。
その意味が
「この子の名が『かさね』とは優雅な名だ。
子供をよく撫子にたとえるが、
名を『かさね』というからには、
撫子は撫子でも八重の撫子であろう。」
であることからかんざしやブーケは
撫子と八重桜モチーフとしました。
その昔、金沢では母親が娘の嫁入りのお道具に
「魔よけ」の加賀手毬を箪笥の引出しに
しのばせたと言います。
かさねさんのお母様から金澤つまみ紗衣句の
花手毬ブーケを嫁ぐ愛娘へと贈られました。
古式ゆかしく宝生流能楽師 佐野玄宜師による
お謡「高砂」から始まり
仕舞「猩々」の披露もあり
風格あるウェディングフォトとなりました。