文也さん&春菜さん「三の丸文目祝言」 小松芦城公園
加賀三代藩主前田利常公の居城だった小松城の三の丸跡
芦城公園のあやめ池では、文目(あやめ)がちょうど咲き
陽光を受けて煌めく川面の光の粒子も美しいことでした。
さくら池で「五彩の鯉」を無邪気に目で追うお二人
由緒ある園で先人の想いにふれ
ゆるやかな時が流れます。
新緑に降り注ぐ木洩れ陽が
和傘を透かし風情あることです。
徳川家康公の孫の珠姫様は、三歳で利常公のもとに
おこし入れされました。
その折、花嫁道具に手まりがあったことから
加賀には愛娘の幸せを祈って母親が刺繍した
「加賀手まり」とお嫁入りする習慣があります。
ひとひらひとひら丁寧に積み上げられたお二人の
「幸せの歴史」が充分に表現された
ご結婚後のアニバーサリーフォトとなりました。