お二人は利家公とお松の方のように 夫婦円満でありたいと願い 尾山さんでの挙式をのぞまれました。 金沢城金谷出丸の金谷御殿の 一部として江戸末期から 明治にかけて作られたという 尾山さんのお庭には絢爛たわわな 陽光があふれていました。 清らかな巫女さんの舞と 鈴の音が響く緑の中で厳かに 挙式が執り行われました。 お打掛の秋山章作「慶鶴奉上」は 華紋と鶴が金箔で描かれており ステンドグラスがハイカラな 尾山さんにもよくお似合いです。 スーツ&ワンピースのお姿になっての ご両家のお顔合わせのお食事会では 親御様に婚礼衣装柄が描かれた 金澤祝言こぼしを感謝のお品として 贈られました。