「人生の旅をゆく 3」 | 2018年3月10日 |
卒業入学のシーズンですね。
新郎新婦様のお子様のことを
「泣かないで園に行けるかな^^」
「ランドセルは何色にしたのかな」
などととくにあれこれ思う季節です。
吉本ばななさんの「人生の旅をする3」を
読んで好きだと思った言葉達です。
仕事は人生に伴走してくれる
友達であり、なによりも自分以外の
人のためにだけするものだ。
お金は重要ではない。
仕事をしている自分を見て、
だれかが励まされる。
自分が与えた影響が
だんだん波みたいに伝わって、
遠くできれいに揺れているのを
見るためだけにするものだ。
ですね、きっとそうですね。
いつもばななさんは
うまいこと言うなーです。
感動したこと素敵だと思ったことを
言葉にできる幸せについては
ちょっとくらい気持ちが重くて、
のどで言葉が突っかかっても、
やっぱりいいことは
思っているうちに相手に
どんどん言った方がいいんだな、と思う。
照れがあったり
わかりきったことだからなんて
思わないでいちいち言葉に
することは大切で素敵なことなんですね。
そして一番好きだと思った言葉です。
だれかを好きになるとき、
あるいは遠くのだれかに
想いをはせるとき、私達は
必ず祈りに似た感情を抱く。
金澤syugenの事務所では
新郎新婦OB様達のことを
とてもよく話題にします。
便りのないOB様達のことも。
「どうしておいでるかな^^」と
言葉にする時、私達は
幸せだったらいいな
幸せでありますようにと
祈りの想いをこめているようです。
2018年3月10日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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町屋リノベーション | 2018年3月9日 |
新郎新婦OB様の直人さん&招子ちゃんが
リノベーションを手掛けたスペイン料理の
お店におでかけしました。
金箔のプレートに「respiracion」の
文字が繊細さもあって好きです。
昔のお家はこうでしたね、
格子の引き戸を開けてお邪魔しま~す。
土間を抜けると広々感♫•*¨*•.¸¸♪✧
厨房が真中にドーン。
うす暗かろう天井が低かろう
という町屋の印象がくつがえされます。
グラスのシャンパンいただきました。
壁に映る影も美しや~です。
お肉が食べられないことを伝えると
鰆のお料理にしてくださいました。
器も素敵でした。
直人さんが設計された店内は
中央の厨房のステンレスの
存在が際立っていました。
古い町屋とステンレスは
相容れない感がありますが
清潔感を纏ったステンレスは
時を紡いできた町屋の中で
誇らしげに光沢を放っていました。
ご夫妻で建築設計士さんという
カッコよさの直人さん&招子ちゃんです。
2018年3月9日 カテゴリー: めしませ着物 | コメントはまだありません »
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表参道散策と参進の儀 | 2018年3月8日 |
金澤syugenのホムペ「創作ウェディング」
「挙式」のページに晶さん&ヨウコちゃんの
参進の儀の動画が登場です。
白山登山がご趣味のお二人は体力に
自信がおありで表参道の長く続く
階段から歩まれました。
指輪の交換のシーンです。
厳かな中にもあたたかいお式でした。
続いて和田屋さんにてご親族様とのお食事会です。
お引き振袖におカツラが良くお似合いで
クラシカルなかんざしがお姫様のようでした。
山が好きだから白山比咩神社さんでの
挙式をのぞまれたお二人の
表参道散策&新和婚式の動画をご覧くださいますように。
2018年3月8日 カテゴリー: お知らせしたいこと | コメントはまだありません »
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濡れ縁から見る曲水 | 2018年3月7日 |
ミシュランの星もついた長町の野村家にうかがいました。
毎年、この季節に神戸から遊びに来てくれる
友人の映子さんと外志氏と三人で訪れました。
庭の中に大野庄用水がひかれています。
濡れ縁から見る曲水のお庭は見事で
ジャーナルオブジャパニーズガーデニング
日本庭園ランキングで第3位に
ランキングされたそうです。
狩野派の絵師が描いたと言う襖絵です。
お茶室には椿がいけられていました。
この中に鶯の鳥かごを入れて鳴声を
楽しんだとのことですが
暗くて狭くて鳥が可哀想な気がします。
上段の間は、檜の天井が立派です。
長町の武家屋敷では、雪から土塀を守るこも掛けが金沢の風情です。
鏑木さんの生麩おぜんざいであったまろ♫•*¨*•.¸¸♪✧
結城紬はホクホクと着心地良く温かいのです。
さぁ、いよいよ生ビだよ。
町屋の灯りが壁に描く模様は芸術ですね。
大野のお醤油味が優しい和食を堪能しました。
竪町ミュージックバーへ。
キャンドルの仄灯りがきれい。
ビートルズの「Let it be」はやはり名曲です。
懐かしい話と最近の話を織り交ぜながら
ちっさな出来事に何度も笑って
こういう幸せが繋がって房になって
きっと、素晴らしい思い出になるのだ
ということを実感できた日でした。
2018年3月7日 カテゴリー: 和ごころ文化 | コメントはまだありません »
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流行をうかがい知るヨメノレン 金沢の婚礼文化 | 2018年3月6日 |
昨日も春の嵐でしたね。
石川四高記念文化交流館の赤レンガに映る影も鮮やかです。
春の訪れを知れる日差しが嬉しくてありません。
季節先取りの結婚式、今日は
七十二候の楓蔦黄の頃の
新郎新婦様のお写真を紹介します。
21世紀美術館にてけいじさん&しずなさん
街に紅葉が降りてきて美しいことでした。
十月亭さんにて充さん&ゆっきー
ご親族挙式のあとお食事会をされました。
主計町にて大文さん&まゆみちゃん
人気者のお二人を祝ってお友達が
大勢見学にお越しくださいました。
仏前結婚式をされた剛さん&有希さん
お寺さんにて茶話会をされました。
ひがし茶屋街にて暖さん&小百合ちゃん
二部式スタイルの結婚式をされました。
雅臣さん&涼子さん
モダン和婚式でウェディングドレスをめされました。
宇多須神社さんにて将之さん&アイちゃん
古いヨメノレンです。
花嫁のれんは昭和に入って、
木綿の藍染から絹の友禅染めへと変わり
戦後には、赤色が主流になり
華やかな絵柄が描かれるようになったそうです。
のれんの色や素材でその時代の流行を
うかがい知ることができます。
2018年3月6日 カテゴリー: 個性光るコーディネート・演出 | コメントはまだありません »
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「ヲトメノイノリ」 | 2018年3月5日 |
石田千さんの小説を初めて読みました。
心地良くゆる~いお話達でした。
小説って自分と違う人生が
経験できる楽しみがあって
時に、自分の人生を投影することがあります。
「うぐいす」は、さよさんが結婚を前に
昔、別れた男性との再会で心が揺れます。
そんな、女性の感傷になんだか
遠い日を思い出したり出さなかったり・・・・・。
表題の「ヲトメのイノリ」は
落語を聞いているようなテンポが
軽快でとても楽しかったです。
70歳を過ぎた女性がピアノで
「乙女の祈り」を弾けるように
なりたいと手習いを始めます。
そのピアノの先生であるぐうたらな
ゆり子さんはやめたい、苦しくなった。
と、悩みます。
「ぜんぜん、何にも弾けないのに、
もうじぶんだけの音楽が、しっかりわかっているの。(略)
幸せそうで、あったかくて、強くて。(略)
毎日毎日、部屋のなかにこころの
きれいな象がみっちり増えてゆくみたい。
ネタバレになるからオチは
かけないけれどゆり子さんも
影響を受けてゆきます。
みんなが応援したくなって
元気になれるそんなお話でした。
沢山、感動しました。
石田千さんこれからチュウモークです。
2018年3月5日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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改めて楽しかったロケーションフォト | 2018年3月4日 |
金澤syugenのホムペのコンセプト
「私達は婚礼の道先案内人です」に
Kちゃん&聡ちゃんファミリーがご登場です。
2008年、梅の橋でプロポーズです。
2009年、ミュージアム人前式とご披露宴がありました。
ひがし茶屋街を提灯花嫁行列です。
2017年、七五三です。
ご家族からのメッセージです。
素敵な動画ありがとうございます!
改めて楽しかったなあ
ちょいちぃと関西からの遠征で
元気なお顔見せてくださって
本当にありがたいことです。
足かけ10年、ずっとご家族に
寄り添わせていただけたことを誇りに思います。
金澤syugenは、結婚生活を
生涯見守るプロデュース会社でありたいと願っています。
2018年3月4日 カテゴリー: お知らせしたいこと, happiness☆卒業花婿花嫁様 | コメントはまだありません »
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モテキャラもいてね | 2018年3月3日 |
2010年組さんの和貴さん&陽子ちゃん
ご一家が遊びに来てくれました。
二男のつばさくん、いち早く場所に慣れてお行儀よくお座りです。
しっかりさんの長女のあおいちゃんとは、
女子トークもできました^^。
男の子は乱暴でいや。女の子がいいなぁ。
妹がいたらいいよねなんていう会話も^^。
長男のやまとくんはママにべったりの甘えっ子さん。
やまとくんはチョコゲットの時だけは、ママのそばを離れます。
つばさくんは一番小さいんだけど
抱っこは「イヤ」と言います^^。
甘えっ子やまとくんは保育園では
モテキャラなのだそうです。
わかる気がしますよ!
あー、三人とも可愛くておっかしかった。
ムッチもみんなと遊んでもらえて
幸せそうな顔をしていました。
お菓子もいただきました。
ワッフルは、オーブンであたためてモグモグ。
ご家族のアニバーサリーフォトも
ご覧くださいますように。
http://www.kanazawa-syugen.jp/happy/index.php?id=326&cat=
2018年3月3日 カテゴリー: happiness☆卒業花婿花嫁様 | コメントはまだありません »
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ひと雨ごとに | 2018年3月2日 |
昨日は、大きな風が吹きましたね。
春の嵐にびびりました。
季節先取りの結婚式、今日は
七十二候の蟋蟀在戸の頃の
新郎新婦様のお写真を紹介します。
ひがし茶屋街を花嫁行列で十月亭さんへと
歩む忠司さん&映美ちゃん
黄昏時にガス灯の仄灯りが幻想的です。
石川門を背景に彬さん&朋子さん
安江八幡宮さんで挙式されました。
地元の神社さんにて亮一さん&浩美ちゃん
金沢の老舗料亭さんでご披露宴をされました。
KENさん&TOMOさん
和田屋さんでお支度をされて
白山比咩神社さんへとご出立されました。
康弘さん&智美さん
レストランウェディングはシャンパンで乾杯♫•*¨*•.¸¸♪✧
宇多須神社さんにて英也さん&未菜ちゃん
町屋のテーブルコーディネートに
ハロウィンのモチーフもさしこみました。
主計町にて秀憲さん&マキちゃん
暗がり坂に明り坂と趣きあることです。
「霎時施はときどき小雨が降る頃で
ひと雨ごとに気温が下がります。」
とのことです。
今の季節はひと雨ごとに温かくなってきます。
土の下で厳しい冬を耐えてきた
命達が芽吹く春、
訪れが待ち遠しことです。
2018年3月2日 カテゴリー: オートクチュール和婚プロデュース | コメントはまだありません »
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「嘘」 | 2018年3月1日 |
「嘘」の順番がめぐってきて読了できました。
情景の描写も繊細でやはり村山作品は
好きだなぁと思うのです。
今回、サイキックの要素もありました。
空間を震わせ、それぞれに色や音を持っている。(略)
単なる比喩ではないのだ。(略)
肌触りになどの別によって仕分けしていた。
そういう能力のある人のことは理解できます。
ストーリーは残虐で救いようが
ない場面も度々あって
辛いと感じることが多くありました。
それでも村山作品「星々の舟」の
あとがきで「戦争を題材とした
辛い話をハッピーエンドに
書きたかった」的な発言を
思い出し「きっと」と信じ
希望ある結末であることを祈り
ドキドキしながら読み進めました。
心が弱っていたり妊娠されている時は
読まないほうがいいのかもしれません。
2018年3月1日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »