空気が厳かに洗われる | 2015年2月8日 |
謡のお稽古に行ってきました。
宝生流能楽師の佐野玄宜さんです。
先生は、話すお声と謡うお声がまったく違うのです。
石川県立能楽堂で謡われるお声が素晴らしくて感動しました。
歴史ある木の舞台が声を吸収し響かせる時、
空気が清浄されていくかのような厳かさを感じました。
床の間にきれいに品良く活けられたお花。
この日は、私のフェイバリットカラー紫のお花で
テンションあがるってもんです。
立派な能舞台があるのです。
こちらでのウエディングフォトも叶います。
灯りも間接照明に切り替えるなどできて
素敵なお写真が撮れることと思います。
素晴らしき空間でのお稽古、機嫌良く始まるも
ヘロヘロ~ちっとも上達しないわ、、、、申し訳ないことです。
ですが、どんなにスットコドッコイなことしたって
笑顔で指導してくださる先生に感謝です。
さて、先日の能楽堂で企画した前撮りフォト。
「高砂」が謡われる中
新郎新婦様の歩む姿は美しい情景でした。
大変好評でご親族様にも「こんなんもいいなぁ」と
嬉しいお声いただきました。
北国新聞さん「時代劇の世界のよう」の記事や
石川テレビさん「金沢らしさアピール 能舞台で婚礼写真を撮影」と
報道されましてあちらこちらから反響いただいて嬉しく思っています。
こちらは、北国新聞さんのHPの記事です。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20150122102.htm
2015年2月8日 カテゴリー: 和ごころ文化 | コメントはまだありません »
コメントをどうぞ
かんざしバレッタのコーディネートで和婚式 | 2015年2月7日 |
「さくらんぼ祝言」の真祐美ちゃんのヘアメイク
打ち合わせありました。
切れ長の大きな瞳をいかしたメイク。
真祐美ちゃんの自髪をいかした洋髪に
重厚感ある赤い珊瑚の飾り細工かんざしです。
真祐美ちゃんのヘアが出来上がってゆく時
「これだ!」ってひらめきました☆”
日本髪にさす飾り細工かんざしを
西洋の豪華なバレッタのように飾ったら
きっと豪華で素敵と。
お色直しには真祐美ちゃんの個性にあわせて
オリジナルデザインした「さくらんぼ」モチーフの
金澤つまみ紗衣句かんざしです。
さくらんぼかんざしは甘くなりすぎないように
べっ甲とコラボレーションします。
大人っぽくなりすぎないよう
毛先を遊ばせて真祐美ちゃんの可愛らしさを
最大限に引き出してくれました(*^▽^*)。
さくらんぼは赤の布のグラデーションとし
和柄を一か所さしこみクラシカル感だしました。
ふたつ並んで仲良さそう( •ॢ◡-ॢ)-♡
来月、亮士さん&真祐美ちゃんの
白山比咩神社さんで挙式と和田屋さんでお食事会が
素晴らしい日になるようお手伝いさせていただきますね。
2015年2月7日 カテゴリー: オートクチュール和婚プロデュース | コメントはまだありません »
コメントをどうぞ
「俳句は言葉の化学反応」 | 2015年2月6日 |
最近のTVで一番好きなのがプレバト
「和の才能査定ランキング」の俳句の時間です。
「1枚の写真で俳句を詠むことで
表現力の差が明確に表れる」ということなのです。
夏井いつき先生に
「経済効率のいい句です」
「奥行きのある句です」
「情景がうかぶようです」
などと褒められる句は確かに音が心地よい
「調べが整っている」ちゅーことですね。
で、図書館で借りてきました。
「超辛口先生の赤ペン俳句教室」です。
夏井いつきさんは厳しい。
「凡人はすぐに擬人化したがる」
「言いたかったこととの間には大きな隔たりがある」
「手垢のついた言葉です」などなど。
「沈む夕陽」なんてかこうものなら
「沈まない夕陽があるなら見せてくれ!」
なるほど、「沈む」の三文字が無駄なわけですね。
例えば「行く夏を惜しむ」の言葉の無駄遣い。
「行く夏」という言葉に「惜しむ気持ち」がすでに含まれているそうです。
季語は季節を表すだけでなく、作者の感情も表現してくれます。
ということで
例えば、
春の季語
「春の雲」は楽しい気分の季語
「冴返る」は悲しい気分の季語
なのだそうです。
「俳句は言葉の化学反応」とのこと。
言葉の並びをかえたり
助詞をかえたりと
添削した句に「ほぉ~っ!」。
とたんにその映像がイキイキと感じられます。
「歳時記を引いてみるということ」も
クセにしたいものです。
お着物の小物選びにも役立ちそうです(o^∇^o)ノ。
俳句は、「説明」するのでなく「描写」である。
なるほどです。
手紙を書くことに役立つことも多くあります。
「四季」があって「文字が意味」を持つ国ならではの文化ですね。
昨年、金澤syugen「和ごころ勉強会」で
俳句のお勉強しました。
また、企画したいと考えています(*^▽^*)。
超入門的「和ごころ勉強会」は
敷居が高そうな文化をちょっと背伸びして学ぶ
お互いに背中を押して励ましあってすすめる
そんな、楽しく過せる時間にしたいと考えています。
2015年2月6日 カテゴリー: 和ごころ文化, 気まま図書館 | コメントはまだありません »
コメントをどうぞ
運気をぐっとアップさせる神社仏閣 | 2015年2月5日 |
この春、和田屋さんにて「燦彩祝言」をされる
Yちゃんのヘアメイク打ち合わせありました。
美装はELLEさんです。
自髪でやまと髪が優しげ美しく仕上がりました。
お衣装と季節、個性に合わせて象牙のかんざしを
ご提案しました(o^∇^o)ノ。
シャイさんにつきお顔隠していますが
Yちゃん、鼻筋通った美人さんですよ。
女優さんっぽい仕上がりです。
お母様が同行してくださったのですが
とにかく朗らかで楽しい母上様でした。
ギターやお琴の演奏ができるそうで
ジャズがお好きとはかっこいいです。
可愛らしいお母様で、ムードメーカーさんでした。
お母様の美装も担当させていただきますね。
さてさて、先日美容院で雑誌「STORY」を見ていたら
「2015年、運気をぐっとアップさせる
神社仏閣を教えてください」ってのがありまして
6人の占い師さんや風水術のかたのうち
Drコパ氏とぷりあでぃす玲奈氏が「恋愛運」アップの神社に
白山比咩神社さんを選んでいました。
Drコパ氏
加賀の一ノ宮「白山比め大神(=くくり姫)」に縁結びのお願いを。
夫婦で赴くのも◎。
ご祈祷の直会(なおらい)にて神酒をいただく、
地産の日本酒をお土産に持ち帰ると関係が良好に。
ご夫婦で行くとさらに絆が深まるのですね。
お土産の日本酒で良好になれるって、どこまでもいい話~♪
ぷりあでぃす玲奈氏
2015年2月5日 カテゴリー: オートクチュール和婚プロデュース | コメントはまだありません »
コメントをどうぞ
結城紬とはたおり娘 | 2015年2月4日 |
結城紬を着てお出かけしました。
ぽってりしていて暖かいのですがとても軽くて
着心地が良いのです。
歩く時、立つ時などにスッと見える八掛。
ここセンスの見せどころです^^。
深い藍色に柿朱の赤が鮮やかです。
結城紬はUNESCOの2010年世界無形文化遺産に登録されました。
いしげ結城紬の証書には「はたおり娘」のマークです。
紬は丈夫で着るほどに馴染んで味が出てくるそうで
「でっちどんに着せてから自分の着物にした」などとも言われるそうです。
紬って美意識高い女優さんや文化人が粋に召されていて憧れでした。
帯は、カジュアルに着たくって「変わり角出し」です。
お着付けの先生の鶴ママにご指導いただきました。
和装でお食事、ちょいと大人なキブンでした。
二十歳くらいの時、お茶会に母が大島紬を着せてくれたのですが
会場が片町近くだったこともあり
調子んのって「夜の街」にお出かけしちゃったなぁ~。
思えば小さい頃から「節目」「もてなし」「およばれ」の時の
装いには手間暇かけて支度してもらったものです。
今の言葉で言う「服育(着育・装育とも言うらしいです)」ということを
大事にしていた時代の人でした。
2015年2月4日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »
コメントをどうぞ
本当に良い経験ができました(^^) | 2015年2月3日 |
浩一郎さん&かさねさんの「八重撫子祝言」レポート二日目です。
石川県立能楽堂から成巽閣へと歩まれました。
「お母様がお手引きをされて新郎様に大切なお嬢様をたくす」
の、テイのお写真です。
チラチラと雪が舞う中、見つめ合っていただきました。
邦画のシーンのようではありませんか!
かさねさんお一人のお写真です。
「寒い」とおっしゃる浩一郎さんに花嫁様用のストールお貸ししました。
可愛らしいお姿でしたので「激写」しておきました(^^)ゞ。
「お嫁さんきれいって言われるのに、
カッコイイって言われない・・・」と笑顔で
すねていた浩一郎さん^^
いえいえ、「時代劇にお侍さん役で登場したらっていい」
って、くらい凛々しくお似合いでしたよ^^。
かさねさんに「浩一郎さん、紋服似合われますよね」と話すと
「そうなんです^^。初めてみたんですけど
毎日着ててもいいくらい」と(*^▽^*)。
石川門でもお写真撮りされました。
足元の水鏡に映った姿もおきれいでした。
お母様もお美しや♫•*¨*•.¸¸♪✧
「金沢観光親善大使」をお願いしていいと思いま~す^^v。
こちらは、前撮りフォトの前日のご結納の日のお写真です。
GIGIさんでお支度されました。
編み込みヘアが愛らしい~♪
かさねさんからです。
能楽堂で写真が撮れたり、素敵な打掛を着せていただけたり、
本当に良い経験ができました(^^)
手毬もこぼしちゃんも、大事にします!
また改めてお礼に伺いますが、まずは取り急ぎメールで…
本当にありがとうございました!!
織のお打掛は能楽堂の舞台にもよく合っていました。
プロのお写真が楽しみです☆”
春、京都でのお二人の結婚式でどんな風に
金沢のお写真が紹介されるのかな~♪
様子聞かせてくださいね。
浩一郎さん&かさねさん
おめでとうございます。
お幸せでありますようにと祈っております。
2015年2月3日 カテゴリー: オートクチュール和婚プロデュース | コメントはまだありません »
コメントをどうぞ
能舞台で婚礼写真を撮影 | 2015年2月2日 |
昨日は浩一郎さん&かさねさんの「八重撫子祝言」があり
昨夜の石川テレビNEWSで
「金沢らしさアピール 能舞台で婚礼写真を撮影」と紹介されました。
テレビを撮ってみました。
華やかにご入場されました。
「アップにたえられる」お二人です~♪
お二人のお姿が艶やかで美しく本当に嬉しかったです♡
能楽師の佐野玄宜さんのろうろうとしたお声も放送されました。
今日はカメラマンの撮影風景を追いかけるメイキング版です。
「高砂」が謡われる中、厳かにご入場されました。
左のカメラが、石川テレビさんです。
仕舞「猩々」が舞われます。
地謡は佐野弘宜さんです。
ご親族ご友人が30人様くらいおみえで
みなさんにも伝統芸能を感じていただけたことでしょう。
佐野さんが能文化の解説をされていらっしゃいます。
ワタクシ、淳ねぇ女将は辻が花のお着物を選びました。
かさねさんのお母様にもご登場いただきまして
「加賀手毬を贈る」のテイです。
その昔、金沢では母親が娘の嫁入りの折に
「魔よけ」の手毬を持たせたという言い伝えがあります。
お母様も美人さんで
「美し過ぎる母娘様」と言ってよいでしょう。
ヘアメイクはGIGIさんです。
かさねさんの魅力が最大限に引き出され
優美に煌めく花嫁様でした☆”
スケールおっきくポスター風の写真も。
可愛らしいお人柄のお二人でいらっしゃいますので
人となりも表現できるお写真撮れていることと思います。
この後、成巽閣・石川門へと進まれました。
明日、続きかきます。
おまけな感じで1枚。
ワタクシが、開演の幕を開けておるところが
なぜか、、、、NEWSでうつってまいました。
2015年2月2日 カテゴリー: オートクチュール和婚プロデュース, 和ごころ文化 | コメントはまだありません »
コメントをどうぞ
情報交換もします | 2015年2月1日 |
clubism2月号に康弘さん&ナツメちゃんの記事が掲載されました。
主計町「暗がり坂」です。
紅葉が街に降りてきた一文橋です。
十月亭さんでライトアップされた丸格子にも風情あります。
NHK「世界ふれあい街歩き」の取材をうけていらっしゃるところです。
昨日のナツメちゃんは、ムッチと
宇多須神社さん&十月亭さんに見学に行ってきました。
「結婚が近付き美しくなる」が
顕著にあらわれているよなナツメちゃんです。
ナツメちゃんも読書好きで「最近読んでおもしろかった本」の
情報交換をします。
以前、高橋治さんの「風の盆恋歌」を
お貸しして読んでもらったことをきっかけに
「風の盆」に興味を持ってくださって
今年は、「風の盆」にお出かけされるそうですよ(*^▽^*)。
昨日は、松井今朝子さん「吉原手引草」お貸ししました。
私は、宮部みゆきさんや松井今朝子さんの時代小説をよく読みます。
「言葉の音」が感じられるようなリズムある文体の作品が好きです。
ナツメちゃん、昨日はこのあと金澤syugen近くの勝木書店さんで
clubismを買い求めにおでかけでした。
2015年2月1日 カテゴリー: オートクチュール和婚プロデュース, お知らせしたいこと | コメントはまだありません »