白山比咩神社さんで誓う | 2013年8月31日 |
幹弘さん&由紀さんの「黄連雀祝言」がHappy Reportにご登場です。
花嫁雑誌の中のワンシーンのよに
鮮やかな美しさの花嫁御寮様です。
ご親族に見守られて白山比咩神社さんにて挙式。
和田屋さんのお庭では、菖蒲の花が咲いていました。
おしゃべりも楽しく華やいだ雰囲気のお二人です。
一年のに一度出版されるヴァンサンカンの「花嫁のきもの」
今年は表紙がやまと髪につまみ細工で嬉しいなぁです。
「婚礼のきものコーディネイト講座」「和装のヘア&メイク」と
いつも勉強になることがいっぱいです。
今回は、生花やコサージュをあしらったヘアが多くて
由紀子さんの美装っぽい雰囲気のも数多くありました。
幹弘さん&由紀子さんの結婚式は、6月でしたので
花嫁のきものを「先取り」した感じ(*^▽^*)
金澤syugenは伝統を守りながら新鮮で上品な「和様美プロデュース」を
提案してゆきます。
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お茶を挽く | 2013年8月3日 |
赤とんぼが飛んでいるのをみかけるようになりました。
先日ひがし茶屋街の天ぷら屋さんに行った折
けっこうにぎわっていて
店主さんが「ですが、お茶をひいている日もあります」と話されるのを
花街(かがい)らしい、粋な言葉をつかうものだと聞いていました。
「お茶をひく」は、吉原から生まれた言葉と本で読んだことあります。
土地によって、また時代によって制度は変わるのですが
その昔の遊女さん卵になる器量良し(100人に1人くらい)は
惣まき(大見世)ってかなりランクの高いお店に
そして、格子越しに顔を見せない花魁は半まき(中見世)までに存在していたそう。
その中でも、頭が良くて器用な子(スタッフといい関係が作れるなどの
能力も必要)が選ばれ(ここでまた、1/100くらいに)
茶道華道香道に囲碁、読み書きや和歌、古典などの教養を身につけ
三味線や琴、踊りといった芸事を教え込まれたそうで
太夫クラスを育てるのはえらくお金のかかることだったそうです。
花魁みんなが「花魁道中」できたわけではなく
筋の良さ(ついているお姐さんの格)によっても明暗あったようです。
デビュー時の、立派な仕掛け(今で言う打掛でしょうか)やかんざしは
部屋の先輩お姐さんが支度するのがならわしだったそうです。
で、「お茶を挽く」
明日役人が来るって言う日は、おもてなしのお抹茶をたてるための
お茶をひかなければいけない。
お客をとれないでいるヒマな遊女に「お茶を挽いて」ということからくるそうです。
「裏を返す」も吉原言葉だそうです。
一回目の登楼は花魁と話すことはもちろん上座にも座れず
二回目の「裏を返す」でもお酌もしてもらえず。
会話できるまでに少なくとも今のお金で120万くらい使ったそうです。
どんなにお金使っても気に入ってもらえなければ先にはすすめない。
このへんの「かけひき」を楽しんでいたということもあったようです。
ツンデレですかね。
自由恋愛とはちと違うのですが
遊女のトップ花魁はお客を選べるのです。
ハリウッド女優のごとく、その時代の文化に影響があったという花魁
人気の太夫の髪型が江戸の町の流行になったりしてたそうです。
花魁の美しさは花魁の品格あればこそのものだったのではないかと
古き時代に思いをめぐらせます。
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白山比咩神社さんにて挙式 | 2013年7月13日 |
北海道からお越しの幹弘さん&由紀さんの挙式がととのいました。
お会いする前、旭川の由紀さんとお電話で何度も打ち合わせさせていただき
「優しげで可愛らしい感じのお嬢様」という印象でした。
白山比咩神社さんにご予約にいらっしゃいます際の
石川での動きをちょっぴり
「金沢では武家屋敷行ってはいかがですか。武家屋敷からひがし茶屋街。近いですよ」
他の観光なども提案させていただきました。
そして「いつか、私が旭川に行く時は、オススメ教えてくださいね」
などとお願いしました(*^▽^*)。
黄連雀(キレンジャク)は、きれいな旭川の鳥です。
由紀さんの華麗なお姿が
冠羽が風になびく様が美しい黄連雀を思わせるようです。
プロのお写真楽しみです。
お二人は旭川でご友人にお披露目の会をされるそうです。
由紀さんの神々しくも優雅な花嫁姿にみなさんきっと感動されると思います。
幹弘さん&由紀さんお幸せでありますように。
追記
旭川と言えば三浦綾子さんの「氷点」。
陽子ちゃんの健気さに切なくなりながら読んだものでした。
「続氷点」のラストシーン、網走で「流氷が燃える」は衝撃的でした。
ですが、流氷が燃えている映像はいまだみたことありません。
「小さな一歩から」というエッセイに三浦ご夫妻が
「突如として燃える流氷を見たのであった。
その時の感動と驚愕を私たちは忘れることができない。」
と、ありますからやはり燃えるのでしょうか、流氷は。
いつか北海道に行って流氷を見たいです、いつかきっと。
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光る屋根瓦 | 2013年6月17日 |
ご近所で二軒のお家を建てていて
「トーントントン」や「ぎりりりり・・・・」
力仕事の掛け声や威勢のいい返事なんかもきこえ
その一画はとても活気づいています。
真新しい木材のにおいもしてきます。
雨の日の夜は、特によくかおります。
窓際に近づいて風をかぐと懐かしいような清々しさ感じます。
戦後の復興が進んだ頃って町全体がこういう感じだったのかな
なんて想像したりです。
未来に向かって発展していく感じ
どんどん国全体の景気が上向く手ごたえがあって
どんなにかわくわくしたことでしょうね。
先月、「海賊とよばれた男」を読んだからそんな風に考えたのでしょうか。
百田尚樹さんの作品は、以前「モンスター」読みました。
女子の脳には大変おもしろかったです。
さて、新築中のお家ですが
今日の作業は、屋根に瓦のせています。
北陸の瓦は、水が漏らないように「ゆう薬」がかけられているから
光り輝いて見えるのだそう。
写真は、崖の上から金沢の街並みをみたところです。
家々の屋根瓦がキラキラ光る金沢の街並みの風景がとても好きです。
2013年6月17日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし, 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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花魁 | 2013年3月13日 |
古くから、女性の服飾の流行は花街(かがい)から生まれることが多いようです。
先日、NHKの歴史ヒストリアを観ていましたら
「花魁は江戸のファッションリーダー」
「吉原は文化の発信基地」と。
江戸時代、吉原の髪型などを庶民がまねて流行になったそうです。
この番組の中で「花魁」のシステムなどが紹介されていて
「実におもしろい」と関心を持ちました。
で、和様美プロデュースする金澤syugenですから知識としてあっていいかなぁと
「吉原はこんなところでございました」や
直木賞受賞の「吉原手引草」など四冊買って来ました。
「吉原はこんなところでございました」は
誰もが知っている大企業の役職の方や役者さんが実名でのっていて
語りかけられるようなリズムと古い写真もあったりで臨場感がありました。
関東大震災や東京大空襲にもふれていて
せつなくなる記述(予想はしていましたが)も多くあり
時々は、「いたみ」を感じながらも
吉原の歴史を、興味深く読みました。
吉原は戦前までは「伝統」や「しきたり」が守られ
江戸の風情が色濃くあった場所だったようです。
すきま時間を見つけて読みたいのですが
いったん東野圭吾「ゲームの名は誘拐」読んでおりました。
東野作品は、あいかわらずおもしろかったです。
ミステリーは読み始めるととまらなくて、早起きして本読みタイム作ります。
さて、「吉原花魁」という小説に
「背筋をぴんと伸ばし、胸を高々と張り、
まさに意地と張りを誇る江戸吉原の花魁の姿」というくだりがありまして
なにかスカッとする様なのだろうなと吉原の花魁道中に思いを巡らせました。
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積読肯定派 | 2013年2月23日 |
二月はご披露宴(ご親族とのお食事会を含めて)が四件
ウェディングフォトが一件
あと、今HPのTOPのリニューアル準備
そして、新アイテムの企画構想ネリネリ。
あいかわらず、あれもこれもと欲張っています。
が、本屋さん通ると気になる。
立ち寄りたい。
手にとりたい。
読みたい。
友が「読んでみたらいい」と手渡してもくれます。
(友は、読んで面白かった&私にあいそう
そんな本をすすめてくれるので効率よいのです)
「積読」はあっていいそうです。
本との出会いも「一期一会」
読みたいって思った本を置いておけば
読める時がきたらすぐに手にとれるからと。
友や坊主に「今、こういう本読んでてね」と話すと
興味持ってくれて「次、貸して」と言われることも。
読み終わって、おもしろかった本は
『これ誰にオススメしようかな』って考えるのも楽しいものです。
お互いに読んだ後は、その感想を話しあう
そんな時間がとても好きです。
今、「すき間時間」見つけては読んでいる小説は
金澤syugenのお着付けの先生 鶴ママにあいそう。
ママともよく本の貸し借りしますヽ( ´ー`)ノ。
さて、ソファ買ったけど、ここ最近は一日に座る時間は五分となくて
「見てるだけの椅子」。
ん~ここで存分に読みたい!
でも、「忙しくしている」のってけっこう好きです。
おかげ様で、充実の毎日です。
そんなわけでまたまた、積読増やしましたが
お気に入りのソファに座って読みます、きっときっと。
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へしこ | 2012年8月20日 |
オリンピックいっぱい感動しました。
一番パチパチたくさん手を叩いたのは
女子バレー日本×韓国戦でした。
銀メダル嬉しかったです☆”
その日の早朝は、男子サッカー日本×韓国戦を
ずっと、ドラえもんの手(グーのカタチ)で応援していましたっけ。
さてさてと、朝型人間につき家事なんかもしながら仕事して
暑くなってきた頃にエアコンつけいっぷくいっぷくと読書タイム。
これ、夏の至福の時です。
坊主(おぼっちゃまも本好き)と本屋さんに行きまとめて買ってきます。
古典の現代語訳とかもおとぎ話みたくって息抜きにいいなぁと思っています。
読んだ本を家に置いておかない派で
「読んでもらいたいな」って人にあげています。
坊主だったり友人だったりと
「感動の共有」ってのが好きだから
お互い読んで良かった本を手渡すってのしています。
読んだ感想なんかを語り合える時間が幸せです。
常に沢山、本買う友がいて
その友も手元に読んだ本を置いておかない派なので
読み終わると中で私に合いそうなものだけくれるから「効率いいなぁ。」で
東野圭吾のハードーカバーなんかも気前よくくれるのでまったく良い友です。
坊主が「積ん読」好きで東野作品欲しがるため
早く読んで渡さないとと東野圭吾は手元来ると最優先で読みます。
お着付けの先生の鶴ママとも「感想聞かせてね」と本のやりとりしています。
鶴ママは三島由紀夫が好きなのです。
鶴ママがお盆に福井にいらっしゃったと「へしこ」のお土産を
自宅まで届けてくださいました。
鶴パパ(ママのダーリン)の元気なお顔もみれました。
まぁー、いつもご夫妻仲いいわぁー☆”ベストカップルさんです。
さばのへしこ~へしこ~♪酒飲みにはたまらない!ぐっふっふー(*^▽^*)
「本との出会い」「人との出会い」どちらも楽しみなことで
とても恵まれています、感謝!
2012年8月20日 カテゴリー: 和婚プランナーの日々つれづれ, 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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積ん読 | 2012年7月20日 |
直木賞と芥川賞発表されましたね。
さて、我が家のおぼっちゃまは本好きで
彼の部屋は見事な「積ん読」状態。
「積読」は明治時代の造語で
「買って机の上などに積んでいるだけで
読んでいない本」のことを言いますが
彼にはとっては、あると安心な「控え」らしいのです。
まだ、赤ちゃんの頃から毎日絵本を読み聞かせしていました。
もともとが女優志望ですから(って、誰がやねん!?)
いちいち感情をこめて読むのはもちろんのこと
吊り橋のシーンは抱っこしている
坊主の身体を膝の上でグラグラさせたり
ブランコのシーンは本をユ~ラユラさせたりと
「臨場感」を大切にしてました。
「ミッキーのクリスマスキャロル」は何回も読んでいるのに
「チミーの足もやがてよくなるでしょう」とその度、泣いてしまいます。
坊主が小学校に入ると自分で多くの本を読んでいましたが
それでも、寝る前には読んで欲しい本を持ってきます。
この頃になると、「お母さん、泣かんといてや」と言って渡されましたっけ。
「スーホの白い馬」では大泣き。
あんな残酷な話を、いたいけな子供たちの授業に使っていいのでしょうか。
自分の世界も持つようになると自分が読んで面白いと感じた本を手渡し
読んだあとの感想を求められました。
「カモメに飛ぶことを教えた猫」が最初だったかな。
ここ数年、おもしろかった本を互いに貸し借りして
感想語り合う仲になりました。
東野圭吾作品は、たいがい読んでいます。
「結末は言わない」これ絶対(最近、ミステリー多いから)の約束事。
感動を共有できる相棒です。
最近、夏目漱石や太宰治の純文学本が和柄モダンのブックカバーで出ていますが
彼は、好きな小説を「このカバーのも欲しい」と買っていました。
すでに読んでいて持ってる本をさらに買うってのはよくわからない感覚です。
彼にとって「積ん読」は本への愛着なのでしょうねぇ。
2012年7月20日 カテゴリー: 気まま図書館 | 2件のコメント »
2 Comments
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レモングラスの癒し | 2011年2月5日 |
先週、「Happy Birthday」のメッセージカードとプレゼントいただきました。
アロマオイル入れられる加湿器です。
お家はエアコンつけっぱなので乾燥しがちでした。
レモングラスの爽やかな香りにほんのりつつまれています。
本屋さん行って本を選ぶ時間がないので
「読んでおもしろかった本、持って来て」とお願いしとくのですが
この時、小説四冊配達してくれました。
朝、暗いうちに起きて
アルカリ水飲んでバナナ一本食べて
また、ぬくもりあるベッドにもどって本を読む
この「朝の時間」ってのが最近の贅沢です。
2011年2月5日 カテゴリー: 気まま図書館 | コメントはまだありません »
私が必ず泣く絵本は「しあわせの王子」。銅像の王子とつばめのお話です。
多分、皆さん一度は読んだことあると思いますが、この絵本は何度見てもダメです。
こんな王子とつばめになりたいと思っています・・難しいけど。
〉浜坂さん
あらま、そんな「乙女な夢」待っているのですね^^
坊主に読んだことはないけど一番泣いたのは「泣いた赤鬼」。
子供の頃、赤鬼と青鬼の友情に号泣しましたっけ。
不器用だけど深い愛情を持っている優しい鬼のお話は
胸がつぶれそうなせつない思いがしたものでした。