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町全体が賑わうお祝い事
2015年11月5日

「花嫁様のご生家でのお支度」は、ホテル婚などが
主流になったここ数十年くらいあまり見られませんでした。
ですが、金澤syugenでは「ご近所の皆様にお披露目」や
「ご先祖様に晴れ姿でのご報告」といったご希望から
ご自宅お支度の花嫁様が増えてきています。


ご生家からご出立の様子を花嫁様のお写真で紹介します。



麻希ちゃん




祐希ちゃん




朋子さん




志津っち




さこちゃん




アイちゃん




千恵ちゃん




由香ちゃん


その昔、「婚礼」は町全体が賑わうお祝い事でした。
幼い頃からお世話になった
ご近所やご親族のかたがたに祝福されて
お家からのご出立は、まさに「日本の原風景」です。
金澤syugenは美しい文化を次の世代へと伝えてゆきます。

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お飾りと衣桁
2015年11月4日

「金澤」11月号の「金沢のしきたり、たしなみ」の
「金沢独自の婚礼のカタチ」でも紹介されていますが
金沢ならではの婚礼のしきたりに「お飾り」があります。
他の地域にはない習慣なのだそうです。


婚礼衣装を仏間に飾ってご先祖様に
幸せな婚儀が整ったことを
報告し感謝する美しいしきたりです。


ご自宅でお支度された花嫁様のお写真を
衣桁にお衣装を「お飾り」したお写真とともにご紹介します。





涼子さん






ゆりちゃん






佳代ちゃん




祐希ちゃん




恵子ちゃん


みなさん、ご近所のかたがたに見守られて
ご自宅からご出立されました。




ウェディングフォト婚の味穂ちゃんは
花嫁姿でご近所を歩きみなさんの祝福を受けました。




海外挙式の絵里ちゃんは、日本でのウェディングフォトで
古くからのしきたりを表現されました。


その昔は、お嫁入りの日にお道具運びがあり
この道具送りの時、「衣桁」が一番最初に運ばれたそうです。
これは、「イコウ」にかけてなのだそうです。


明日に続きます。

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表紙が、ザ・金澤
2015年10月28日

嫁どりがあると五色饅頭の蒸篭が婚家の軒下に
積み上げられたものでした。


十月亭さんを新郎家に見立てての金澤町屋和婚、
左側に映り込んでいるのが蒸籠です。



毅さん&悠里ちゃんです。


今日は、五色饅頭をふるまう新郎新婦様のお写真紹介します。



あきたん&ちかたんは、ひがし茶屋街で。




ホテルウェディングのKちゃん&聡ちゃんは、
金屏風前に蒸籠を飾って
お見送りで贈られました。




直人さん&招子ちゃんはお饅頭配りながら
お客様とのお写真撮りを楽しまれました。




健二くん&友美ちゃんはお友達との二部会でお箱に
おさめられた五色生菓子を贈られました。




浩之さん&みゆきちゃん、料亭ウェディングの
お見送りで贈られました。


金沢ならではの祝い菓子、五色饅頭は
「日・月・山・海・里」の天地の恵みを表しています。
加賀三代藩主前田利常公の正室の珠姫様が
御輿入れされる際に菓子職人に作らせたのが庶民に広まったそうです。


「金澤」の11月号「金沢のしきたり、たしなみ」
「金沢独自の婚礼のカタチ」のページでも
五色生菓子が紹介されています。


昨日、2009年組さんの千葉にお住まいの尚ちゃんから
嬉しいメッセージです。

昨晩ポチりました!
楽天ブックスの方が1円お安かったです。
明日届くみたいなので楽しみに待っとります♡

表紙が、ザ・金澤
って感じでズキュン♡
金沢不足補います。
淳ねぇさんの和装姿、美しいです。
いいわ〜


感動です♫•*¨*•.¸¸♪✧


五色生菓子ですが「稲穂」「栗のいが」説がある
黄色の「いがら」が大好きです☆”


金澤syugenは、金沢の古き婚礼文化を今の時代に
再現しております。

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手縫いの手まり
2015年10月24日

月刊「金澤」ご覧いただけましたか。
「加賀手まり」のお写真の花嫁様は啓恵ちゃんです。



魔よけの「手縫いの花手まり」は花嫁のれんとともに
金沢の地では嫁入り道具だったそうです。


加賀手まりを持った花嫁様のお写真紹介します。



文也さん&春菜ちゃん、八松苑さんにて。




泉さん、スタジオにて。




昌代ちゃん、十月亭さんにて。




健二くん&友美ちゃんは、ご披露宴の中でお友達に手毬を贈られました。

友美ちゃんからメッセージが届きました。

金澤拝見しました(^-^)
改めて一つ一つこんな意味があったんだなぁと勉強になりました。
これからも金沢の伝統的な結婚式が受け継がれていくといいなと思いました。
結婚式は、おめでたい華やかなものと同時に、
嫁ぐ決意を表すもの、また夫婦が家族になるための儀式なんだなと
改めて身が引き締まる思いです!
素敵な婚礼をさせてもらったので、これからも頑張ります(笑)


お二人の可愛らしいお嬢様がたのお嫁入りにも、ぜひ
手まりの習慣を伝えていただきたいです。


私が嫁ぐ折「箪笥に入れてって」と
伯母から贈られた手まりは
今、金澤syugenに事務所に飾らせてもらっています。


前田利常の妻で徳川家康の孫の珠姫様が人々に慕われたことから、
城下町の庶民へと広まったという幾何学模様の加賀刺繍手まり。
藩政時代の雅が薫る鮮やかな絹糸でかがられた手まりには
母親のあたたかい祈りの想いがこめられています。
この素晴らしい百万石の伝統を後世へと繋げてゆきたいですね。

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「金沢のしきたり、たしなみ」
2015年10月20日

本日発売の月刊「金澤」の11月号
「金沢のしきたり、たしなみ」の特集。
この度、金澤syugenがこの中の「金沢独自の婚礼のカタチ」の
ページ制作にあたってお手伝いをさせていただきました。
今日は、このページを彩ってくださった新郎新婦様ご紹介します。


啓恵ちゃん



加賀刺繍「金澤花手毬」を手に。


ハルちゃん。



ハルちゃんのお祖母様の明治時代の花嫁のれん。

兵庫のハルちゃんにのれんにまつわることうかがいました。

大祖母は最初の子は早くに亡くして2~5番目は戦争で亡くして…
自身も早くに無くなってるので、
こういった形で何か残るのはうれしいんじゃないかなと思います。

せつなくなります。。。
花嫁のれん前で写真を撮った曾孫のハルちゃん、
なんて気立て良しさんなんでしょう。


絵里ちゃん



ご生家で花嫁のれんを飾られました。

絵里ちゃんアメリカからメッセージくださいました(便利な時代になったものです)。

母の花嫁のれんですが、母方の祖母が、
母が結婚する時に仕立ててくれました。
父が商売をしているので、商売繁盛にと宝船にしたそうです。


昭和の立派な友禅のれんです。


真梨ちゃん



新郎家のお子様がおまっちょろさんをつとめてくださいました。


友美ちゃん



ご両家のお母様にお水をそそいでいただいて「お水合わせの儀」です。

友美ちゃんからのメッセージです。

今でも写真を使って頂けるなんて光栄です!
健二くんは相変わらず忙しく休みがなかなかないですが、
また家族で伺いたいなと思っています!


待っていますね( •ॢ◡-ॢ)-♡。


百日詣りの赤ちゃんは、心美ちゃん



あきたんパパ&ちかたんママと。




ことちゃんの一つ身の衣装を描いた
金澤祝言こぼしです。

金沢には加賀八幡起き上がりこぼしを
赤ちゃんの誕生祝いに贈るならわしがあります。


祐希ちゃん



大野のお醤油さんを生業とされるご実家にて「お飾り」。

(略)金澤の発売楽しみにしています♪\(^^)/
最近猫飼い始めました。淳ねえさんお好きだと思うので、写真送ります。




かっかわいーーー!
猫ニャンちゃん、可愛いです。




今回の企画にあたって
ほとんどの知識が「口伝」でしたので裏をとるために
図書館に通い調べ、貸出OKな資料は借りて読み込み
古いお道具持っている方にお話を聞き
料理人さん衣装屋さんへの取材とかもしました。


みつ和さんからうかがったお話です。
「お飾り」の習慣は、衣装屋さんの
全国の集まりに行くと
みなさんえらく驚かれるそうです。
和装婚のさかんな地でも
このような習慣ないそうで
金沢だけの文化なのだそうです。


「仏壇まいり」や「水合わせ」「花嫁のれん」
などは今まで、紹介されてきたのですが
「お飾り」や「手鞠」について
紹介したものは初めてかと思われます。
今までにあった「婚礼しきたり」のページとは違って
新鮮なページと映ることでしょう。
是非、ご覧くださいますように。

2015年10月20日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし, お知らせしたいこと | コメントはまだありません »

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秋の夜ー虫の音を聴く茶会
2015年10月16日

 「秋の夜ー虫の音を聴く茶会」に出かけました。 



10月は、風炉の季節
「浜松地紋丸釜」です。




掛け軸は、「虫花行列」
鈴虫やこおろぎが秋の花をはこぶ行列なのです。
 



脇床に、「蒔絵山路箱」はトンボ柄です。




「かき上げ灰」も美しく。


 

棚は「宗旦好丸卓」
水指は「薩摩色絵菊文水指」です。


 

蓋置き「南鐐一葉」は落ち葉がくるんとなっていて
持たせていただくと重かったです。

 



十代大樋長左絵門作の「□○△紋黒沓茶眢」
トトロにでてくる「まっくろくろすけ」に見えてしかたなかったです。


 

「秋草蒔絵棗」
蓋の内側にこおろぎが描かれています。




「宗全籠」

季節の花
白い花は野路菊、濃い紫が秋明菊
高くいけてあるのが秋丁字
左が穂躑躅
藤袴の白
そして、その右がほととぎすです。




「櫛形煙草盆」に「織部火入れ」です。




お香合入れは「象牙蜻蛉文香合」 です。




こちらのお茶杓は「越沢宗見歌銘 玉章」

秋風に はつかりかねそきこゆなる
誰がたまつさを  かけてきつらむ


という歌がかかれています。

吉はしさんのお菓子は「最中の月」
お上品でお味でした。
小学生の頃、お茶とお花を習いに行っていたのは
「吉はしさんのお菓子が食べられる」この一心でした。

 


お茶会が始まると蛍光灯が消されて
雪洞の灯りだけになると
虫の音が冴えて聴こえてきます。
街中に森があって虫の音が聴ける
なんと贅沢なことでしょう。


 

お茶会は、6年前の花嫁OB様
志乃っちとご一緒しました。
いつまでも仲良くしてくださってありがとうございます!
また、お出かけしようね☆”


宏信さん&志乃さん「利家とまつ」祝言Happy Reportです。

http://www.kanazawa-syugen.jp/happy/index.php?id=83&cat=cat2

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金澤花手毬
2015年10月13日

この度、「金澤花手毬」のかんざしがデビューしました。



こちらは、紫系で直径1cmくらいの刺繍手毬です。


加賀には古くからお嫁入りに
母親が加賀刺繍手毬を魔よけとして持たせる習慣があります。
金澤syugenは、そのしきたりを今の時代に再現したいと
金澤modern水引や金澤つまみ紗衣句で
手毬ブーケをオリジナルデザインし
何百人もの花嫁様を彩ってきました。




先日のお茶会で新作かんざしをさして行きました。




小さい花手毬で「大人可愛く」を表現しましたの^^。


「金澤花手毬」は大きさもデザインも糸のお色も選べます。
花嫁様には大きめの手毬かんざしも可愛らしいことでしょう
手毬と生花のコラボや水引とのコラボもきっと素敵です。
金澤syugenが品良くコーディネートいたします。


珠姫様が花嫁道具に手毬を持参したことが始まりで、
珠姫様が人々に慕われたことから、
手毬が加賀百万石の城下に広がったと言われています。
我が子の幸福を祈ってかがる手毬の刺繍幾何学模様は、
母親の温かい想いがこもった伝統の技です。


幸せな結婚生活を祈って刺繍糸をかがる「金澤花手毬」
世界にひとつだけの繊細な和小物が晴れの日に花嫁様を彩ります。

2015年10月13日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし, オリジナルアイテム達, めしませ着物 | コメントはまだありません »

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金沢独特の婚礼の約束事
2015年10月11日

昭和30年代頃までの祝言は婚家にて
夕方から始められ深夜まで続き
さらに、一日目は親族、二日目は知人友人
三日目はお手伝いしてもらった近所の人を招いてと
盛大なことだったようです。

 

金屏風特集三日目の今日は
二部式のご披露宴をされた新郎新婦様を紹介します。
「雰囲気の違う会場」「海外と日本」
「ハネムーンから帰国後」にゆっくり
ご友人と過された方もいらっしゃいます。

 

良平さん&志津っち。



八松苑さんの本格和会場でご親族と過され
二部会はセンテレオでお友達と。
和と洋、二つの会場を楽しまれました。

 

学さん&佳代ちゃん



ご親族と和田屋さんでお食事会
その後、お友達と金沢でお食事会をされました。

 

尚志さん&悦ちゃん



ご家族とハワイで挙式、そして金沢でご披露宴をされました。

 

智大さん&ユンナちゃん



料亭さんでご披露宴
ドレスでお友達との二部会は片町のステージで歌声のご披露。
ご本人曰く「ジャイアンコンサート」だそうです。

 

裕一郎さん&知江ちゃん



一部会は和田屋さんで
お友達との二部会は東茶屋街で過されました。

 

クマちゃん&弘衣ちゃん



ご親族と過す一部会は料亭さんで
二部会は片町にてカジュアルに。

 

晶さん&陽子ちゃん



ご親族とのご披露宴は和田屋さん
後日、ホテルにてご友人にお披露目のパーティ。

 

ラードさん&ヒロタン



ご親族との一部は料亭で
ご友人との二部は東茶屋街の花嫁行列から始まって
大正ロマンのビストロで過されました。

 

和央さん&知美さん



百万石祭りの日、料亭でのご披露宴の後
浴衣をめされお友達とお食事会にお出かけされました。

浴衣は「いつからいつまで着れますか?」とよく聞かれますが
これはローカルルールとされていて金沢の場合は
百万石祭りからと言ってよいでしょう。

 

梅吉さん&知子さん



ご親族と和田屋さんで
ご友人との二部会はお洋服に着替えられ金沢で過されました。

 

功央さん&昌代ちゃん



一部会は料亭さんで
二部はカジュアルなお店でお友達と夜遅くまで過されました。

 

順也さん&鮎美ちゃん



お二人は、ハネムーンからお帰り後
お友達へのお披露目のパーティをされました。

 

亮士さん&真祐美ちゃん



和田屋さんでご親族にお披露目
二部はドレスをめされ金沢のホテルで楽しまれました。

 

その昔のお嫁入りの日は、朝早くからお支度された花嫁様が
「ご先祖様へのご挨拶」「お道具運び」
「ご近所へのお披露目」などの行事ごとを次々とこなし
夜が更ける頃、三三九度で宴が始まるという
とても長い一日だったようです。

松下良さんの随筆から

婚礼と言う中では、いわゆる金沢独特の約束事があったんです。(略)
人間関係というきずなをつくっていくということは、金沢独特だったんです。

婚礼にかかわる多くのしきたりを学ぶにつれ
その一つひとつに「絆を深める」という意味あいがあることを知ります。

 

金澤syugen金沢の古くからのしきたりにならい
今の時代にあったカタチに再現します。

2015年10月11日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし | コメントはまだありません »

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石のつぶて その昔の婚礼
2015年10月10日

謡いをはじめとする加賀万歳などの芸能、
加賀野菜や地元の魚を用いた加賀料理、
茶の湯がさかんなこの地ならではの和菓子、
金沢箔の金屏風や加賀蒔絵、
加賀水引、加賀縫いの袱紗、
加賀友禅の花嫁のれんやお着物、
輪島塗や山中塗漆器
のお重、
九谷焼や大樋焼きの陶器、など
金沢の婚礼は総合芸術と言えます。


金屏風特集、今日はオリジナルデザイン
加賀水引のアイテムで彩られた
新郎新婦様のお写真をご紹介しましょう。

克弘さん&真奈美ちゃん



加賀鳶の木遣り歌でご入場されたお二人
金澤modern水引の水蝶でお水合わせのアレンジから
祝言がはじまりました。

才雄さん&花奈恵さん



婚礼衣装の柄を描いた金澤祝言こぼしを手に
撮影にこたえられるお二人。
おカツラに金澤modern水引の椿モチーフの
かんざしと島田飾りです。

武ちゃん&裕美ちゃん



金澤modern水引のブーケとかんざしで
和ドレス風にアレンジしてめされました。

亮一さん&浩美ちゃん



金澤modern水引のダリアのモチーフのブーケとかんざしです。
能登に伝わる「縄ほどき」にてご入場されました。

哲章さん&由佳ちゃん



農業を通して知り合ったお二人の金澤modern水引こも樽は
とうもろこしに曲がりきゅうり、トマトと茄子としそ、
お二人が作った有機野菜をモチーフにしました。

ジョンさん&由香ちゃん



梅モチーフの末広ブーケとかんざしです。
国際結婚のお二人、それぞれの国のお花をモチーフにした
アイテム達が会場を彩りました。

達裕さん&翆子さん



石浦神社さんにて。
金澤modern水引の手毬ブーケのお色は
お名前にちなみまして「翠」です。

健司さん&道子ちゃん



金澤modern水引の手毬ブーケと藤モチーフの
かんざし、ブーケには柚子のトッピングです。
金沢では嫁入りのお道具に手毬があります。

雄一郎さん&ゆかりちゃん



白山登山がご趣味のお二人
金澤modern水引のこも樽は白山に咲く
御前橘モチーフです。

直己さん&由利加ちゃん





由利加ちゃんのお名前にちなんで
カサブランカのブーケとかんざしです。
この水引のカサブランカを九谷焼職人さんに
描いてもらった金澤modern九谷のカップで
アンコール乾杯をされました。

直人さん&招子ちゃん



梅モチーフの末広フブーケです。
お二人は、ご披露宴の中でみなさんに五色饅頭をふるまわれました。

Kちゃん&聡ちゃん



「梅の橋プロポーズ」のお二人は、もちろん
梅かんざしです。
五色饅頭をお客様のお見送りでふるまわれました。

たくちゃん&ゆきたんの祝言のウェルカムスペースです。



蒸籠の一個の中に五色饅頭が百個、
この蒸籠の数が富の象徴であったそうです。
漆のお重に入れて加賀ぬいの家紋入りの袱紗がかけられ
ご近所や親せきに配ったそうです。
今はまったくなくなった習慣ですが
紙のお箱にて配られるお家はありますね。

金沢にしかない婚礼の習慣と言えば
明治期金沢の東山あたりでは夜中
婚家の雨戸に近所の若者達が「つぶて」という
小石投げがあったそうです。
花嫁様に覚悟のほどを確かめるというような
しきたりだったそうですが
これは今の時代にしたら大変なことになりそうです。

金沢の婚礼は金沢の文化と工芸の集結です。
金屏風特集、明日に続きます。

金澤modern水引のページです。

http://www.kanazawa-syugen.jp/gallery/modern.php

2015年10月10日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし | コメントはまだありません »

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光量を補う金屏風
2015年10月9日

その昔の祝言は、夕方から日が暮れて始められたと言います。
婚礼だけでなく葬式・祭りも夜に行われたそうです。
それは、神と交信できるのは夜であるという考えが
日本人にあったからで、宗教儀式は
夜が更けて暗くなってから行われたそうです。

 

夜に蝋燭の光だけでは暗いの
婚礼の席や歌舞伎の舞台では蝋燭の光を反射させて
顔を浮かび上がらせるための
金屏風をおいたそうです。
光量を補うものだったのですね。

 

今日から三日間は、金屏風前の
新郎新婦様のお写真の特集します。

 

剛さん&靖子さん



金屏風前で並んで、お客様をお迎えされました。

 

敬哉さん&美希さん



十二単に金屏風、雅すぎます。

 

康夫さん&文佳さん



和田屋さんでは高砂のお席に金屏風のしつらえがあります。


ユースケさん&美幸さん



艶やかなつぼ生けが金屏風に映えます。

 

恭介さん&紗弥香ちゃん



由緒ある料亭さんのお部屋で。

 

初彦さん&悠里ちゃん



金澤祝言こぼしを手に記念撮影にこたえるお二人です。

 

真一さん&志保さん



皆様にご挨拶されます。

 

寛世さん&麻希ちゃん



八松苑さんの本格和会場のお見送りで。

 

剛さん&ちーちゃん



二枚の屏風で一つの物語になる屏風です。

 

寛之さん&可奈ちゃん



金屏風前で笑顔も輝きますね☆”

 

雅臣さん&涼子さん



和モダンな演出でお見送りです。

 

敦司さん&美智子さん



金屏風にわらし柄が描かれています。

 

和也さん&雅さん



八松苑さんの本格和会場は柔らかな天然光が射しこみ
充分に明るいのですが金屏風で華やかさが増しますね。

 

金箔の制作日本一の金沢の代表的な工芸品である金屏風
金沢の婚礼は金沢の文化と工芸の集結と言えます。
明日は工芸品のことをかきます。

2015年10月9日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし, オートクチュール和婚プロデュース | コメントはまだありません »

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