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発見!体感!にっぽん水紀行
2016年7月19日

7月29日NHKBSプレミアムにて太郎さん&素子さんの
結婚式が紹介されます。

詳細お知らせです。

NHKBSプレミアム「発見!体感!にっぽん水紀行」
2016年7月29日(金) 21:00~21:59 放送予定 
※放送内容・日程など変更になる場合があることをご了承ください。


 


婚礼のシーンはひがし茶屋街の花嫁道中から始まります。
 



お水合わせです。 
沿道の観光客さんのシャッター音が大変なことでした(*^▽^*)。




花嫁道中を沿道から祝福してくださったご友人のかたがたにも
お写真に入っていただきました。




金澤町屋和婚のコンセプトは「お二人の新居にまねかれたような結婚式」です。
懐かしさ感じる館でみなさん和やかに新郎新婦様とのおしゃべりと
お料理&お酒を楽しんでいらっしゃいます。
 

中部のご出身の太郎さん&素子さんから
お父様のご親族にお披露目の会をされたいと相談され
金沢のしきたりを織り込む祝言を編集しました。



NHKさん、六人の大部隊で撮影にお越しでした。
 
「発見!体感!にっぽん水紀行」は、水郷地帯、湖畔、港町など
様々な「水の郷」をめぐる紀行番組。
旅人が日本各地の水辺の街を訪ね、
人々と水が織りなす特別な風景に出会い、その輝きの源を見つめる。


お二人のインタビューも放送されます♫•
楽しみですね☆”
ぜひ、番組をご覧くださいますように。




 


「加賀友禅のれん」「加賀水引」「加賀刺繍の袱紗」「漆の重箱」
婚家の軒下に「五色まんじゅうの蒸篭」を積み上げるなど
婚礼を彩る金沢独特の約束事は豪華なものです。


金沢の旧市内には、古くから伝わる大きなお祭りというものがありません。
(百万石祭りも戦後のお祭りです。)
それは、徳川家に目をつけられないためであったと聞いたことがあります。
祭りのない金沢の人達にとって婚礼は
街全体が心躍る祝いの日だったようです。




古いのに斬新。
石川の歴史的な街並みを舞台に
伝統の文化と現在進行形の文化を織りこんだ美しい祝言を
金澤syugenは創作してゆきます。

2016年7月19日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし, お知らせしたいこと | コメントはまだありません »

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それぞれの影を伴う灯り達
2016年6月8日

金澤syugen和ごころ勉強会
「加賀友禅燈ろう流しの段」のお話の三日目です。
灯籠流しを体験できたあと、ゆったぁ~りぃと
お祭りを楽しみました。



穏やかな浅野川にゆらゆらと流れる無数の灯籠は幻想的です。




浅野川大橋が水鏡に「めがね橋」となって
水の中にそれぞれの影を伴う灯り達が
その中をくぐりゆきます。




やりとげた感いっぱいの私達、
何がおかしかったんか河原でずっと笑っていました。
ミカリンに赤く光る星を「あれが火星」と
教えてあげたり♫•*¨*•.¸¸♪✧




灯籠の明り見つめる淳子をミカリンが激写してくれました。




中の橋は浅野川大橋よりひとつ下流にかかる橋で、
泉鏡花の「化鳥」「照葉狂言」の舞台となっています。
その昔は、この橋を渡るごとに一文を払ったそうで
別名「一文橋」とも言います。




中の橋を渡って主計町にあるユキリコフちゃん行きつけのバーに。
お店の入る淳子をユキリコフちゃんが一眼レフで激写。




百年前に建てられた町家さんの細くて急な階段を登ります。


ユキリコフちゃんのダーリンのいっちゃんも
お仕事帰りにかけつけてくださいまして一緒に乾杯☆”



ピザのウニ様バージョンと
カラスミ様バージョンいただきました。
チーズが芳ばしくってたまらんかったです。




グラスを愛でるムッチ。
車なのでノンアルコールカクテルです。
ごめんね、ムッチ
ムッチのぶんまで酔っちゃうよ~♪




はしゃぐミカリン、夜も更けてお酒も入って
ますますおでこがピッカピカでかいらしいわー。


新郎新婦OB様や業者さん(ミカリンは卒業組)とも交流できて
こんな風に集えるのって楽しいなぁ。
夏は和ごころ勉強会で宝生流の能に行きたいと考えています。
浴衣の季節は着物の入門にはよい機会、
浴衣でおでましされませんか。
追って、BLOGにてご案内しますね(*^▽^*)。

2016年6月8日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし, めしませ着物 | コメントはまだありません »

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眩い光が小刻みに舞い
2016年6月7日

昨日に続いて金澤syugen和ごころ勉強会
「加賀友禅燈ろう流しの段」のお話です。
今年は灯籠を流す体験ができて幸せでした。



ミカリンとムッチの浴衣チームが灯籠を流します。




続いて夏着物チームです。
灯ろう流しを終えたムッチが報道班になっています。
ユキリコフちゃんの灯籠のほうが大きい。。。




可愛らしい橘の花が描かれている灯籠でした。
て、手がこれ以上、、、の、のばせない、、、、




おじさんが引きとってくださいました。




ユキリコフちゃん、流し終えて満足満足。




ミカリン越しの左の白いジャケットを羽織られた紳士が
金澤syugenのお着付けの先生、鶴ママのダーリン
いつもにこやかおしゃれさんな鶴パパです。
足元の悪い河原でのカメラマンを快く引き受けてくださいました。




あらムッチ素敵やじぃ♪
「灯籠のお花畑や♫•*¨*•.¸¸♪✧」と彦麻呂風に言ってみました。




涼やかな川風の中、眩い光が小刻みに舞います。
左から、淳ねぇ女将は袋帯で変わり結び結び
ミカリンは若さあふれる半幅蝶結びのアレンジ
ユキリコフちゃんは正統派のお太鼓です。

 

 
気まぐれな夜風に揺れるかがり火も幽玄なことです。


加賀友禅に携わった故人の霊を慰め、
水供養と加賀友禅の繁栄を願う「加賀友禅燈ろう流し」
今年は熊本地震で犠牲になったかたの追悼や
復興への願いがこめられたメッセージもありました。
私達も祈りの想いをこめて参加させていただきました。


さて、この模様はNHKBSプレミアムの取材ありまして
「金沢をめぐる水紀行。水の郷 金沢」として
「発見!体感! 水紀行」が7月29日(金)に放送されるそうです。
夜9時からの放送です。
みなさん、ご覧くださいますように。


reportは、明日に続きます。

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金沢の風情ある祭
2016年6月6日

2013年組さんの花嫁OB様のユキリコフちゃんから
お誘いいただいて加賀友禅燈ろう流しに行って来ました☆”



みんなでおめかししてお祭りです☆”
東山の公園前でポーズとってもらいました。
ユキリコフちゃんは、下村利明さんが描かれた
加賀友禅のお着物に流水の帯です。



ムッチとミカリンは浴衣女子♫•*¨*•.¸¸♪✧
金澤syugenホムペ業者さんのご担当だったミカリンは
脱サラされ自然栽培でお野菜やお米を作る
おでこの可愛いお百姓さんです。



ローソクの他にかがり火もあって、
川岸には消防車が待機です。
最近、何かと「はたらく車」好きです。



浴衣姿の可愛らしい二人を撮影する淳子
そんな淳子をユキリコフちゃんが激写^^。



太鼓がセッテングされていて
もうすぐ祭が始まる感じいっぱいドキドキワクワク♫•*¨*•.¸¸♪✧。



ずっとはしゃいでは笑っていましたの、私達。



これから流される灯籠、きれいですね。
美大生さんとかもお手伝いされて描かれるそうです。

「燈ろう流し」が金沢のお祭りで一番好きです。
加賀藩の領地の中で能登や加賀、越中には歴史あるお祭りが
多くあるのだけど金沢に古くからのお祭りがないのは
徳川家に目をつけられないためだったのだとか。
百万石まつりも戦後からのお祭りです。



太鼓の音で祭りが始まりました。
水供養のお祭りでもあるので、水紋柄の単衣のお着物に
「涼を感じていただこう」と雪輪柄の染めの帯を選びました。
団扇モチーフのつまみ細工かんざしと
薔薇モチーフの水引かんざしです。

今年は燈ろうを流す体験できたのです☆”
reportは明日に続きます。

2016年6月6日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし, めしませ着物 | コメントはまだありません »

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「加賀の国のお嫁入り」を表現した結婚式
2016年3月18日

智史さん&枝里ちゃんの「桃始笑祝言」は
八松苑さん「万葉の間」にて「加賀の国のお嫁入り」を表現しました。



茶の湯の文化のさかんな土地であることから
お抹茶椀に装花をいけこむ演出を考えました。




柔らかい風合いの萩焼や 三島手、結晶釉、鉄釉、灰釉、
白釉、練上、刷毛目、などなど淳ねぇ女将コレクションの
表情の違うお抹茶碗が会場を彩りました。




お花屋さんに構想を話すと「おもしろいですね^^」と
幾度と打合せを重ねました。
そして、抹茶碗のあいだをこの日のテーマである
「桃の枝」で繋いで欲しいとお願いしました。




四枚の写真はお花屋さんの撮影です。
誇らしげな写真達から、作品への深い愛情がうかがい知れますね。




新郎新婦様が青色がお好きということで
テーブルセンタークロスにネイビーブルーを選びました。
和会場に藍染め風のアクセントが出来てかっこ良かったです。




輪島塗の「重箱」に「波模様に日の出鶴亀」の
おめでたい柄の金襴緞子の「重掛け」です。
小松や能美にもこの習慣があります。




徳川家康公の孫珠姫様が前田利常公のもとにお輿入れされた時
「花手まり」がお道具であったことからその後
加賀でお嫁り道具となった「加賀刺繍手まり」です。




枝里ちゃんのお母様がお嫁入りの時に
親御様が持たせてくださったという
鴛鴦柄の花嫁のれんです。
「肩身の狭い思いをしないように親は無理して
持たせてくれたんだと思います」と
以前お話してくださいました。
(この話を思い出すと、私は毎回涙がでます。。。)
この日「結婚式以来、初めて飾りました^^」とお母様。
お祖父様お祖母様もご臨席でしたので
御喜びもいかばかりかと。
畳廊下との間にかけました。
「風になびく様に家になじみますように」と
ゆらゆらと静かになびいいていました。


畳廊下の大きな窓からは山が見えて清々しいことでした。
飛行機が近くに飛んでいくのどかな躍動感や
時間の経過とともに表情を変えていく山
夕焼けの茜色の空も見れて幸せな日でした。
緩やかな時の流れの中での
抒情的な「お嫁入り」となりました。


お客様のお見送り後、ご両家様で真剣な顔して
書き込んでいらっしゃいます。



調印式っぽいのですが、「婚姻届」の証人欄にサインだそうです。




枝里ちゃんのお父様と智史さんがかたい握手をかわされました。
淳ねぇ女将の激写です(*^▽^*)




「五郎丸」やってみました(*^▽^*)
八松苑さんの中野支配人が撮ってくださいました。




帯飾りはこの日、デビューの新作の金澤modern水引です。
お二人が青色がお好きとうかがっていたので
金彩の桃の花も描かれている紫から青への
グラデーションの着物を選びました。




テーマが「桃と手まり」なので私も「加賀花手毬」の
かんざしを選びました。


おいしいお菓子さんをいただきました。



智史さんのお母様からの「朝鮮飴」は、
モチモチっと不思議食感( •ॢ◡-ॢ)-♡。




智史さん&枝里ちゃんからの「通りもん」は
フクフクっと芳ばしい香りヽ( ´ー`)ノ。


まだまだ、かきたいことがありますが記事をあらためますね。


智史さん&枝里ちゃんおめでとうございます。
いつまでもお二人仲良く幸せの音色を
奏でられますようにと祈っています♫•*¨*•.¸¸♪✧

2016年3月18日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし, オートクチュール和婚プロデュース | コメントはまだありません »

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「出立つ」 ~いでたつ~
2016年2月19日

昔ながらの婚礼の美しい習わしに
嫁ぐ日の朝、生家でお支度をされた花嫁様が
親御様にご挨拶をされる風景があります。




朋子さんは、ご自宅でお支度され仏間にてご両親へご挨拶をされました。

 



佳代ちゃんはお母様と手を取り合って想いを伝えました。




麻希ちゃんは、大勢の方々に見守られご出立されました。
お世話になったご近所の方々にもご挨拶ができました。


ご自宅が遠方の場合はお食事会の会場さんや神社さんでの
ご挨拶をオススメしています。



紗弥香ちゃんは、金城楼さんでお支度をされお母様にご挨拶されました。




健治さんと香代ちゃんは、武家屋敷の町屋さんにて
金澤祝言こぼしを贈り親御様にご挨拶されました。


尚ちゃんは、ひがし茶屋街にある町屋「十月亭」さんにて
お支度をされ親御様に感謝の言葉を伝えられました。



花嫁道中のあと、「お嬢さんをくださ~い」とよっぴぃが
尚ちゃんのお父様にボールを投げると
お父様が「娘をよろしくお願いしまーす」と
ボールを投げてくださいました。


尚ちゃんは、初めてお電話でお問い合わせをいただいた時は
悩み相談みたいな感じでした。
「家出てくる時『行って来ま~す』って感じで
ちゃんと挨拶もしないで出てきちゃたから」と
メソメソ涙ぐみとてもしょげていらっしゃいました。。。。。
私もつられて泣きながら
「一緒に『できること』考えましょう!」と元気付けました。


ひがし茶屋街の十月亭さんで人前式&披露宴を企画しました。
母の日に「ご家族に金沢旅行をプレゼント」が叶い
この日、親御様にきちんと「嫁ぐ日」のご挨拶もされました。


明日に続きます。

2016年2月19日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし, オートクチュール和婚プロデュース | コメントはまだありません »

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小立野の高窓と天徳院さん
2016年2月17日

2009年組さんの直人さん&招子ちゃんからのお知らせです。



オープンハウスのお知らせです。
「小立野の高窓」

日時 2/20(土)10:00~16:00
場所 石川県金沢市
詳しい場所はお問い合わせください。
折り返し地図をお送りさせていただきます。

とのことです。
今週の土曜ですね(*^▽^*)


小立野には、
前田利常公の正室、珠姫様のお寺「天徳院」があります。

珠姫さまの生涯は加賀百万石の危機を救いその繁栄に尽くした、
まさに良妻賢母、日本女性の鏡として今も金沢市民に敬愛され親しまれている。

珠姫様が三歳で加賀の国にお輿入れの折
お道具に刺繍手まりがあったそうです。
その後、珠姫様が城下の人々に慕われたことから
金沢では母親が嫁ぐ愛娘に魔除けの手まりを持たせる習慣があります。
金澤syugenでは、この想いを受け継ごうと
水引やつまみ細工で手まりブーケや手まりかんざしを創っております。



そして、こちら「金澤花手毬」のかんざしです。
可愛いったらありゃしないのです。
お好きなお色の絹糸と絵柄でうけたまわります。


お寺にて、からくり人形の「珠姫・天徳院物語」の
上演もあるそうです。
オープンハウス見学にあわせて
街並みを散策されてはいかがでしょうか。


2015年夏、TV「住人十色」
「西表島のvilla921」が紹介され
秋は、住宅雑誌pen「理想の家グランプリ」特集号で、
お二人が設計した島根県出雲市の住宅『求院の家』が
準グランプリと好調なことです。
どんどんかっこいい感じになってゆくお二人です。
お申込みはお二人にでも金澤syugenに問い合わせでもOKです。

直人さん&招子ちゃん「天地人~愛~」
花嫁道中と和婚式Happy Reportです。

 

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春暁の耀
2016年2月4日

今朝の暁の空です。



朝方人間につき、夜明け前からカーテンをしめきって
照明の中で仕事をしていたら
真夏を思わせるようなお陽様が力強くさしこんできて
「あ、7時過ぎたんだ」と時間を忘れていたことに気付きました。
カーテンをあけるとびっくりするくらい
眩く濃いオレンジの耀が溢れていています。
右上にあるのお月様ですかね。
今日は「立春」、幸せな春の始まりを予感できるような
輝かしい日の出となりました。

 

昨日の節分は、宇多須神社さんで
恒例の節分祭があり、ひがし茶屋街の芸妓さんの
舞の奉納と福豆まきがありました。
「カメラ女子」のchiharuさんからいただいたお写真で
「節分祭」ご紹介しましょう。









おカツラに黒留の正装のお姿
赤の帯上げとかかえ帯、
踊った時の袖口の赤と足元に見える裾巻きの赤が
なんとも艶っぽいですね。

 







青空と艶やかな芸妓さん
なーんて素敵な画なのでしょう( •ॢ◡-ॢ)-♡
撮れたてのchiharuさんのお写真でのご案内でした。

 



ご本人おっしゃるに「戦果」。
このお豆さん美味しいですよね☆”
あと、NHKの「家族に乾杯」の収録で鶴瓶さんが来ていたそうです。

 

chiharuさんありがとうございました。
chiharuさんは、お着物好きのキュートなお嬢さんでいらっしゃいます。
今度はchiharuさんご本人のお着物姿でもご登場願いたいとこです(*^▽^*!。

 

さて、2月3月と宇多須神社さん挙式&ひがし茶屋街花嫁道中があります。
これからご結婚をお考えの新郎新婦様、
ご見学にお越しになられませんか?
新郎新婦OB様のお祝いも大々歓迎です。
春は毎週末、どこかで金澤syugenの新ご夫妻が誕生され
「花嫁行列」をしています。
日時や神社さんについては、お問い合わせくださいね☆”

 

さてさて、今朝のギラっとした太陽はしばらくすると雲の中へ、
この季節らしい鈍い色の空に落ち着きました(*^▽^*)。

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福梅~ふくんめ~
2016年1月8日

2016年賀状は「金澤祝言こぼし」の絵柄です。



「金澤祝言こぼし」は
2009年商標登録出願、2010年登録商標となりました。
 

元日は、金澤syugenのそばの八幡神社さんに初詣に
うかがいました。



2015年のお礼と2016年へのお祈り
そして、おみくじもひきました。


 

住宅街の静かな境内に雪洞が幻想的です。


鏡餅も紅白の金沢のならではの
紅白の最中「福梅」です。



福梅は加賀藩前田家の第十代目藩主前田重教の時代、
新春の茶席に献上されたものが正月の菓子として伝えられたのが始まりとされている。
これが次第に金沢城下に広まり、やがて前田家の家紋である
「剣梅鉢」(けんうめばち)が形取られた和菓子として伝えられた。

とのことで、最中の上に、ザラザラなお砂糖が
まぶされているのは雪なのだそう。


「福梅」は「ふくんめ」と我が家では呼ばれていました。
あいそらしいお正月のお菓子への愛情をこめた
呼び名だったのでしょうね。


お正月明けて、お芋ちゃん♫•*¨*•.¸¸♪✧



週イチの楽しみはコレ、お家で焼き芋☆”
「五郎島金時」でフッコフコのお芋さんです。

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日の出鶴亀
2016年1月1日

明けましておめでとうございます。
遠くに見える今朝の山は、線を描くような少しの雪が
山肌のところどころにハイライトを入れたようで綺麗でした。


「波模様に日の出鶴亀」おめでたい柄の加賀袱紗です。



加賀袱紗は花嫁のれんとともに金沢の婚礼を語るにはかかせないものです。




祝言の日には、加賀の伝統文化のご案内をさせていただいております。




お嫁入り後、重箱はお正月のおせち料理を飾る時に使われました。




こんな風にポチ袋に「お手間」を入れてお返ししたのですね。


加賀袱紗
五色生菓子を配る時には輪島塗の重箱に入れます。
さらに座布団を入れた重台の上にのせて、
美しい袱紗をかけて、縮緬の中包みで包みます。
このことから、袱紗のことを「ジュウカケ」ともいいます。
そして汚れないようにさらに風呂敷で包んで持って行きました。
これは花嫁自身が持っていくのではなく、親戚がお使いにたちます。
受け取った家では、袱紗の美しさなどを鑑賞し、
中の赤飯と生菓子だけを取り、重箱や袱紗はお使いの人に返しました。
今は紙箱入りの赤飯や生菓子があるため、
袱紗や重箱は次第に使われなくなっていきました。

金沢市民族資料館のホムペから。


金澤syugenのホムペ「金沢の文化」の「婚礼の文化」に
「袱紗」を載せました。

http://www.kanazawa-syugen.jp/kanazawa/index.html


今年もblogで幸せな新郎新婦様と新郎新婦OB様の
幸せなNEWSとともに
オリジナルデザインの可愛らしい和小物アイテム達
婚礼のしきたり、金沢の伝統や和の文化
お着物のこともかいてゆきます。
今年もお付き合いくださいますように
よろしくお願いします。

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