武家屋敷跡でウェディング | 2019年3月9日 |
江戸時代の城下町の面影を残す
長町の武家屋敷跡で土塀の
こも掛けを外す作業があったそうです。
隼さん&愛子さん
オーストラリア育ちの隼さんが古い町並みに興奮気味でした。
弘衣ちゃん
風花舞の日でした。
健二さん&友美ちゃん
こも掛けは雪や寒さから土塀を守るそうです。
智大さん&ユンナちゃん
石畳がツヤツヤです。
誠さん&渚ちゃん
日本全国で土塀を守るこも掛けを
するのは金沢だけなのだそうです。
美しい景観を守る金沢人の心粋ですね。
こも外しは明日も見られるそうですよ。
春を迎える金沢の風物詩ですね。
金澤スタイルのウェディングフォトの
武家屋敷のページです。
http://www.kanazawa-syugen.jp/_wp/?photo-category=05
春夏秋冬の風情をご覧くださいますように。
2019年3月9日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし | コメントはまだありません »
コメントをどうぞ
加賀のお国染め | 2019年2月27日 |
金澤syugenではプチギフトにも
金沢らしいお品をご紹介しています。
花嫁のれん柄の東レクリーニングクロスは
フレームに入れて飾るもよしな愛らしさで
お若い方にもi padやメガネ拭きにお役立ちの
金沢スタイルのウェディングギフトです。
加賀能登には婚家の仏間に加賀友禅の
内のれんをかけて花嫁様が
くぐるならわしがあります。
のれんが風に揺れる様子から
婚家になじみますようにという謂れがあります。
東レクリーニングクロスは他に
藍染の加賀風呂敷柄がありまして
男性のポケットチーフにもおしゃれさんです。
束ね熨斗や宝尽くしの伝統の和柄があります。
外出先でスマホやメガネをフキフキしながら
素敵な結婚式だったこととか
お付き合いの思い出とか
ちょこっと会話がふくらんだら素敵だなぁと思うのです。
2019年2月27日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし | コメントはまだありません »
コメントをどうぞ
お嫁入り前の素敵な演出 | 2019年2月17日 |
Aさんのご生家の座敷にお飾りがされました。
この写真を見ただけでジーンときます。
お嫁入りの前日に座敷に打掛を
飾りご家族で過ごすと言う
加賀のよき婚礼のならわしです。
Aさんからスマホのお写真とともにメッセージをいただきました。
花嫁のれんは、同級生のお母様のものです。
この奥に仏間があります。
見事な加賀友禅が座敷を華やかに彩ります。
本来、新郎家の仏間に飾って
花嫁様がくぐる内のれんですが
お衣装のお飾りにさらに素敵な演出となりましたね。
季節柄、雪の心配をしていたのですが
今年は積雪もなくご自宅でお支度
そして、ご近所のみなさんにご挨拶をされて
白山比咩神社さんへとお運びになります。
お家から神社さん、そして和田屋さんでの
お食事会まで心をこめてお手伝いをさせていただきます。
日本の原風景のようなお嫁入りが待ち遠しいことです。
2019年2月17日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし | コメントはまだありません »
コメントをどうぞ
袂酒(たもとざけ) | 2019年2月7日 |
先日、金沢の老舗料亭さんにて
豊さん&涼ちゃんのご家族の
お顔合わせのお食事会があり
新郎家から金沢の婚礼のならわしである
「袂酒」が贈られました。
日本酒の一升瓶は「一生お付き合いを願う」
「ともに白髪の生えるまで」と「友白髪」
そして、寿留女には「食べ物に恵まれますように」
「婚家に末永く留まるように」という
数々のあたたかい思いが込められています。
昔は、新郎家が新婦家に挨拶に行き
話がまとまったら着物の袖に
しのばせていた袂酒を差し出し
新婦家では贈られた寿留女を焼き
お酒を酌み交わしお祝いをしたそうです。
私の小さい頃、ご近所のお家にて
挨拶に見えた新郎家の親御さんが
承諾をえると車においてある
お酒をとりに行って袂酒を
交わしたというHappy話題を
夕餉の食卓にて聞いたことあります。
昔って、「結婚」ということがご近所に
とっても大きなイベントごとだった気がします。
料亭さんにてのお顔合わせでしたから
その場で寿留女は焼けなかったことでしょう。
お品は花嫁様のご生家の床の間に大切に飾られています。
時代によってカタチを変えながらも
金沢の婚礼文化が繋がれていること素晴らしいですね。
2019年2月7日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし | コメントはまだありません »
コメントをどうぞ
金沢のお鏡は紅白 | 2019年1月23日 |
鏡餅の整列が可愛や、いじらしやー!
しかし!なぜ?今頃?鏡餅?
むっつぼしさんで432円が50円だったので
賞味期限が近いのだけど3組買って帰りました。
ほっちゃほちゃ~
よくのび~る♫•*¨*•.¸¸♪✧
おいし~い♫•*¨*•.¸¸♪✧
やっぱ、美味しいな^^むっつぼしさんのお餅!
で、翌日さらに10組買ってきましたの。
金沢の紅白の鏡餅で育ったので
全国のお鏡は紅白なんだと思っていました。
洒落物好きの加賀藩主前田の
御殿様が紅白のお餅を飾ったことが
始まりと言われています。
武家は、下の段が赤で上の段が白の
お餅だったので
庶民がまねる時「恐れ多い」と
紅白を逆にして飾ったそうです。
こんなにたくさんのお鏡を買ったのは初めてです。
一組が大きいのだけど
「餅は別腹」とは良く言ったもので
デザート感覚で食しています。
鏡餅のごとくコロコロになるのかもです^^;
2019年1月23日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし | コメントはまだありません »
コメントをどうぞ
金沢の古き婚礼文化の再現 | 2018年10月26日 |
充さん&美穂さんの「秋月夜祝言」の速報reportです。
美穂さんはご自宅に花嫁のれんを飾った座敷でお支度をされました。
紅さしの儀でお母様が仕上げをされます。
おカツラに角隠しのクラシカルな装いが
美穂さんにとてもお似合いでいらっしゃいます。
前日からのお飾りも金沢ならではの
ならわしで、ご生家の座敷に
加賀友禅のお打掛と白無垢を衣桁に飾りました。
その昔、イコウという言葉にかけて
お嫁入りのお道具運びでは衣桁が
一番最初に婚家へと納められたそうです。
ご先祖様に嫁ぐ日のご挨拶です。
この時、お庭に金木犀の香りが
ふわりと優しく舞い降りてきました。
お母様にお手をひかれる
美穂さんのお姿に、なんて
抒情的な美しい風景なのだろうと
感きわまりました。
ご近所の方々が大勢お祝いに
かけつけてくださってご一家が地域でも
いいお付き合いをされていらっしゃることがうかがえます。
みなさんからのあたたかい祝福の中、花嫁様のご出立です。
成巽閣にご到着です。
お手引きの姪っ子ちゃまも加賀友禅の
お振袖をお召しでいらっしゃいます。
姪っ子ちゃまは、ご近所さんに紅白の
お饅頭を配るご大役もおつとめでした。
耀がハレの日を祝福しています。
金澤神社さんへと歩むお姿は
穏やかな日本の原風景です。
金沢には、おまっちょろさんと
いう風習があります。
晴れ着をめされたお嬢さんが
花嫁様のお手引きをされます。
美穂さんが咲き誇る大輪の花なら
姪っ子ちゃまは優しいかすみ草のようです。
数々の金沢の古き良き時代の
婚礼文化が再現されました。
紅白饅頭は、私もご相伴にあずかりましたの。
VIPなお菓子様なのでちょいと
気取った器に置いていただきました。
reportは明日へと続きます。
2018年10月26日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし, オートクチュール和婚プロデュース | コメントはまだありません »
コメントをどうぞ
「潜伏キリシタン」世界遺産登録 | 2018年7月1日 |
今日は氷室の日です。
その昔、金沢城内の氷室の氷を江戸幕府への
献上品として桐箱に入れて運んだそうです。
加賀藩から運ばれる氷は道中で
「お氷さまのお通り」と言われたそうです。
今日の金沢は非常に暑く高温注意報が出ていますが
江戸時代も道中暑かったことでしょうね。
写真は、巧ちゃん&ゆきたんの人前式にて
「氷室」をイメージして創作したリングピローです。
今日は、インスタやメールで新郎新婦OB様達の
「氷室饅頭食べた」情報を微笑ましく読んでいます。
氷室の日は無病息災を祈って
氷室饅頭やちくわをいただくという
金沢ならではのならわしがあります。
あと、夏の風物詩と言えば、
どぜうのかば焼きですよね。
ほろ苦くてカチカチホネホネっとした
どじょうの食感がお酒にも良くあいます。
どぜうのかば焼きの文化は、卯辰山の
長崎キリシタンが始まりと聞いています。
井上雪さんの「金沢の風習」 からです。
明治2年長崎浦上の信徒の流刑地として加賀藩は556名を卯辰山に軟禁した。信徒たちは頑なに信念を貫き通し容易に改宗せず病気や貧しさで倒れるものも後を絶たない。収入の無いこの人たちは小川でドジョウを採り蒲焼にして赤い旗を立てて街を売り歩き生活の糧とした。
確かにかばやきののぼり旗は今も赤に白の文字です。
「金沢の風習」はさらに
明治6年にキリスト教が国禁を解かれたが109人の人が死亡した。遠く異郷の地で苦しみ寒さは衰えた体に致命傷となって悲惨な死を迎えたのであったろうと言われた。
金沢にもこういう痛ましい歴史があるのですね・・・・・。
昨日は、長崎と天草「潜伏キリシタン」が
世界遺産登録されましたね。
差別のない平和な世でありますようにと氷室の日に祈ります。
2018年7月1日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし | コメントはまだありません »
コメントをどうぞ
梅鉢紋 | 2018年6月14日 |
今日6月14日は、前田利家公が金沢城に入城された日です。
先日、尾山神社さん散策の折、スマホで撮りました。
神門には梅鉢紋です。
金箔の兜です。
全身金箔押しの甲冑でのぞんだ合戦もあるそうです。
背中のまあるいのは矢をよける
母衣と言って馬で駆けると風で膨らむそうです。
梅鉢は学問の神様の菅原道真公の家紋です。
利家公は、道真公はご先祖様であると自称していて
菅原家の紋にかえたのだという説があります。
梅の花は葵より高い所に咲く
と、いうことで徳川家の葵の紋を
意識してとも言われています。
徳川家に武力ではなく文化で勝ちたいと
願った前田家ならではのエピソードです。
2018年6月14日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし | コメントはまだありません »
コメントをどうぞ
鱗のように光る川面に | 2018年6月3日 |
夕闇がゆっくりと空から落ちてくる頃
武蔵から尾張町泉鏡花通りを
主計町に降りて大橋を渡って
と、梅の橋まで歩きました。
生まれたばかりの夜の中でデマチの灯ろう様達です。
ブライダルみつ和の真生子さんが
灯ろう流しデビューです。
まあまあ、大きい灯ろうです。
転ばないように歩きます。
きれいな灯ろうは流してしまうのが少し寂しいな。
襦袢に撫松庵の花かご柄の浴衣を
着物っぽく着ていますの。
鱗のように光る川面を灯ろうが流れてゆきます。
なんと幻想的で美しいことでしょう。
ひえっひえっの生ビールで乾杯しました。
来年も健康でお祭りにお出かけできますように☆”
2018年6月3日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし, めしませ着物 | 2件のコメント »
2 Comments
コメントをどうぞ
「これが金沢の文化なんですね」 | 2018年2月16日 |
飛行機雲発見です。
昨年、ロケーションフォトをされた
亜希子さんのお母様と昨日
お孫様(亜希子さんの姪っこちゃま)の
百日詣りのことなどなど
お電話で話していた折
この雪でお父様の車がはまり
ご近所のかたがたに助けられた
お話をうかがいました。
みなさんが知恵を出し合って
このやりかたがいいとか
独自のアイテムも持ってきたりとか
都会ではみな見て見ぬふりなのに
困った人を助けてくれることに
感激されたそうです。
関東からお越しのお母様は
「これが金沢の文化なんですね」と。
みんなが譲り合って助け合って
金沢人の気質は素晴らしいことです。
裏道が除雪されていない時、
中央を歩いていると、むこうに
車が来て止まってくれたから
焦って速足で進むと、窓を開けて
「急がなくていいですよぉーーー」と
ご婦人のお声が。
「すいませーーーん!」と私も声をはりあげました。
で、すれ違う時「大変な雪です^^;
お気をつけて^^」と声をかけあいました。
そして、知らない人と挨拶は
かわさない現代ですが
雪すかしをしているかたには
自然に頭が下がります。
それは「お世話していただいた道を
通らせていただきます」、
「(互いに)気を付けて」というような
意味合いもあってかと思っています。
雪道歩くノラちゃん発見。
この子は翌日もすまして歩いていました。
ノラちゃんは雪が好きなようですね。
そして、小さい子達はイキイキ雪遊びしていますね。
雪がご褒美って感じで楽しんでいます。
ウチの坊主も雪が降ると
ワクワクするようです。
「今年は、はまっている車を
7台助けた」となどと自慢していて
とある日は、家に帰って暖かい部屋の
窓からどうもはまっているらしき車を
発見し「今日は3台助けたから4台も一緒」
と、飛び出してゆきました。
やはり、若いほど雪が嬉しいようです。
今日はお陽様が出ていて嬉しいですね。
土の下で力強いエナジーをためて
もうすぐ芽吹きの春がきます☆”
2018年2月16日 カテゴリー: 加賀百万石のしきたり ならわし | コメントはまだありません »
何十年かぶりに灯ろう流しを拝見しました。
幼い頃に観た記憶はうっすらでしたが、浅野川を
流れる灯ろうと水の音の美しさに感動しました!
金沢の歴史あるおまつりに参加させて頂き、とても
貴重な体験をありがとうございました^^
淳子さんの麗しい浴衣姿と乾杯ビール・・最高でした!
真生子さん楽しかったね☆”
好きなお笑い芸人のこと
趣味のこと
恋バナもちょっぴり
それでも、やっぱりお互いに
お客様に喜んでいただきたい
と、願う気持ちが強くて仕事の話が
一番夢中になったね( •ॢ◡-ॢ)-♡
“麗し”嬉し!いただきました!