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庭園観賞
2014年5月22日

今回の和ごころ勉強会は玉泉園にて「日本庭園観賞」です。



着物女子先に来ていただいて
お写真撮りに協力していただきました。




後ろ姿も楽しそうでしょ^^?
今日は、ムッチが撮影風景をスマホで撮ってくれた
写真にてご紹介です。




東庭は奥行きがあって素敵なのです。
みなさんおしゃべりも好きだからカメラマンさん
大変だったことと思います(^_^;) 。




街中にあるのに静かで鳥のさえずりも聞こえてきます。
「市中山居」とはこのことですね。




本庭へと移動します。




池にはちょうど杜若の紫が鮮やかなことです。




カメラマンさん、崖の上に登って撮ってくれます。
玉泉園には崖があって石橋があって滝もあって
立派なお庭です。




ワタクシ、日本庭園散策ということで
白藤色のスワトウ刺繍のお着物に
「楼閣山水文様」が描かれたプラチナ箔の帯にしました。




お茶室でのお写真も。




素敵なお玄関でも。




天光さんの提案でこんなお茶目なポーズも☆”




そして、ここでサプライズゲストが。




ゴリさんではありませんか!




ゴリさん優しいかたで「じゅんこさぁ~ん」
「じゅんこさん!」といっぱいお話ししてくださいました。




右からお帽子のはるなちゃん、
ストールの結子ちゃん花嫁OB様も合流☆”




中京テレビの「ゴリ夢中」という番組の取材だそうです。
「(金澤syugenの)写真に入っていただいていいですか?」と
お願いするとご快諾。
左はテレビカメラさんです。




ゴリさんとってもフェミニストさんで
素敵なかたでしたよ。


5月28日発売の「和婚」に
寛さん&麻希ちゃん、文也さん&はるなちゃんが
それぞれドーンと見開きで登場されます。
色校正の段階の誌面持ってゆきのみなさんへの
「予告」がこの日の「お楽しみ」でもあります。


明日に続きます。

2014年5月22日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »

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格式と文様
2014年4月12日

昨日に引き続き着物の「きものの文様」のお話です。



着物の格式にあわせて帯を選びます。
きものは、織りのきものよりも染めのきものの方が格が上
帯はその反対でして「染めのきものに織りの帯」が
格を合わせた装いになります。

 

ワタクシの帯を参考にしながらでもってすすめてゆきます。



引き箔「霞に方形散らし」は訪問着や付け下げに。

 



焼箔の「花文」も訪問着や付け下げに。

 



マットな輝きの箔の幾何学模様。
これは、小紋にもありな感じです。

 

植物文様は、季節が限られています。



秋海棠の帯はグラデーションが美しいことです。

 



「櫻花占い」はリバーシブルです。
「矢羽根」を表にして桜柄は少しみせることにしています。
桜を待つ頃から咲き始めるまでの、春先にだけ出来る帯です。

 



「霞取り」川の流れの中に夏椿。夏の帯です。

 

着物の柄には風景文様も多くあります。



プラチナ箔の「楼閣山水」。
この帯の中に遠近感ある画が描かれています。

 



「遠山風景」大和絵風の丸みのある
なだらかな稜線が描かれています。

 



「幽玄世界」はリバーシブルの帯です。

 

割付文様は、同じ模様の規則的な繰り返しが美しいことです。。



青海波文・菱文・亀甲とおめでたい柄の「裂取り」。

 



「金箔散らし」の帯は裏が三角の繰り返しの鱗文になっています。
鱗文は魔よけ厄除けの意味があるそうです。

 

「この着物にこの帯がいいね」と話しながら
場面を想定しながら伊達衿と帯あわせもしてみました。
こんな風に、時間できると「和ごころ勉強」しています。

 

この日、鶴ママ手作りのお弁当もいただきました。



中央は桃の花、お庭で咲いたそうで
「これは食べたらだめよ」と^^。
なすのごまびたし絶品でした。
栄養満点のお弁当ありがとうございました。

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きものの文様
2014年4月11日

金澤syugenのお着付けの先生の鶴ママが
「きものの文様」という本を貸して下さいました。
着物の「格式と文様」について詳しく記述あります。

 

ワタクシは結婚式お祝いの席での和装が多いので
おめでたい柄の袋帯が多くあります。



「亀甲に額当て」六角形の亀甲文様は
亀の甲羅の形に由来するもので長寿吉兆の象徴とされます。

 



「流水に小花」生命の源である一滴の水が
大海に注ぐまでを人生にたとえているそう。

 



「扇面に四季草花」菖蒲や牡丹が
裾広がりの繁盛と開運・福を招く。

 



「雪輪にふくらすずめ」染めの帯です。
雪輪取り柄、雪は清らかでめでたさの象徴だそうです。

 



「竹に籠目文」は籠の柄は魔よけの意があるそうです。

 



「花唐草」地を這うように伸びる唐草は
「生命力の強さ」を表現。

 

この二本は夏の帯です。



「沢瀉」矢じりにも似た葉が槍にも見えることから
「勝ち草」として縁起をかついだそうです。

 



紗欄 すくい織「胡蝶」
「源氏物語」の胡蝶の帖にも花園に舞う胡蝶がでてきます。

 

明日に続きます。

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オリジナル銀細工
2014年3月10日

日本でただ一人の錺簪(かざりかんざし)職人
三浦 孝之さんに金澤syugenのシンボルである
格子戸モチーフの帯留めを作ってもらいました。



世界に一つだけの銀製のオーダーメイドの帯飾りです。
三浦さんは歌舞伎役者さんのかんざしなども
てがけていらっしゃいます。


金澤syugenのシンボルは、今から六年前
石川県の県音である格子戸をイメージして
デザインされたものです。


金澤syugenでは、石川県の伝統工芸品にとどまらず
日本の伝統工芸品を生活の中に取り入れ
個性的に表現したいと考えています。
そして、「伝統の技」や「文化」
「和ごころ」を後世に繋げてゆきたいと願っています。


つまみ細工や水引のオリジナル品
錺簪(かざりかんざし)や帯飾りもうけたまわります。
ご相談くださいませ。

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梅は咲いたか桜はまだかいな
2014年3月2日

昨日に引き続き、「和ごころ勉強会」
金沢の伝統芸能「金沢芸妓の舞」を観るのお話です。


仁美さんの横笛「月」から始まりまして
舞踊「四季の金沢」「梅の数々」
「梅は咲いたか」と続きました。



結さん




あき乃さん


唄は駒珠さん、三味線は仁美さんです。



お座敷太鼓体験で、ユキリコフちゃん参加です。


ユキリコフちゃんとなにやら打合せ(*^▽^*)。



その昔の「お座敷ってこんなだったのかな」と
タイムスリップした感じ 。


ユキリコフちゃんの太鼓で芸妓さん踊り会場は和みます。



ユキリコフちゃん、リズム感良し◎(二重丸^^)です!


お座敷遊び、続いては「じゃんけんぽん」
ムッチにご指名が。



ムッチ、じゃんけん強いぞ!
で、もってなんだか逞しく力強くもあるぞ!


こんな風に、にし茶屋街の芸妓さん達と
「お座敷遊び」を体験させていただきました。


取材入りまして、ワタクシ写真におこたえしておるとこです。



帯飾りを撮ってくださいます。




訪問着とオソロで九谷焼のオリジナルの帯飾りをデザインしました♪




髪はセルセットです。
って、いや、、、、
鶴ママに手伝ってもらいました(^_^;)


GIGIさんの末子さんからです。

金沢の文化にまじかに体験できありがとうo(^▽^)om(_ _)m
企画は大変ですけど、又   お誘いください。
ありがとうございました\(^o^)/


ありがとうございました。
みなさんからご好評いただいております(*^▽^*)。


次回、和ごころ勉強会は「謡体験」「薪能」「金沢押し寿司作り」
「九谷焼絵付け体験」などなど考えています。
これからも、ここ金沢ならではの素晴らしい文化を
学んでゆきましょう( •ॢ◡-ॢ)-♡

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こきりこ節
2014年2月14日

朝は羽生結弦くんのしなやかな「パリの散歩道」
優雅でみとれました。
演技のあとの合掌もお行儀がよくて
すがすがしいことです。

 

昨日に続いて「加賀 南砺 五箇山の宴」のレポートです。



こきりこ節で使われるこの楽器は「板ざさら」というそうです。
地方さんは折烏帽子に直垂(ひたたれ)姿で演奏されていました。

 

いよいよのムッチの活躍です。



お座敷遊びを体験、ステージで太鼓たたきます。

 



何でも一生懸命になれるのがムッチのいいとこですね(*^▽^*)。

 

「井波町」(南砺市の彫刻で有名な街ですね。
他のテーブルにも加賀や南砺の町名ありました)という
テーブル札の置いてある8人がけのテーブルで
ご家族(たぶん)でお越しの4人さんと
お友達ですかね、お2人連れの男性がいらっしゃいました。
ムッチがテーブルにかえってくる時、ご家族連れのお父さんが
「井波町の誇りや!拍手で迎えよう」っておっしゃって
みんなが「よかったよぉー」「可愛かったね」と拍手喝采で
褒めてくださって私まで鼻高々嬉しかったです。

 

ムッチも芸妓さんとお写真楽しみました。



きっと、一番お若い芸妓さんかと。

 



こちら、昨日のblogでも紹介しました
紗やかさんです。

 

女将さんは「今日は女性のお客様多くて
ステージからお客様のお席みると華やかです」と
微笑みながらお酌してくださいました。

 

さて、同じテーブルにいたご家族連れの女性から
「きれいにお着物きておいでるね、素敵なね。
『何しとられる人ながかなー^^。
聞いたら悪いかなぁー』
ずぅっと『なんときれいなかたやろぉ』てぇ
みとれとったがです^^」と言われましたの。
褒め言葉はお世辞だってウェルカムです!

 

で、帰る時テーブルの方々と挨拶かわしていたら
さっき、着物姿を褒めてくださった女性が
「今日は芸者さんも民謡も良かったけど
この素敵なかたと一緒のテーブルで楽しかったわぁ~^^。
愛嬌もあるしきれいやし本当に素晴らしいね。
ぱぁ~っと花が咲いたみたいで
華やかでぇいいねぇ~^^」と。
何より「愛嬌ある」って言われたことが
内面ほめられているよですごく嬉しかったです(*^▽^*)。
着物のチカラってすごい♫•*¨*•.¸¸♪✧

 

で、二人連れの男性からは
「お二人ご兄弟でしょ^^?
こちら(ワタクシをさし)がお姉さんで
こちら(ムッチをさし)妹さんですよね?」と。
私達がこじんまりと親密にはしゃいでいる感じが
家族にみえたのでしょうか( •ॢ◡-ॢ)-♡。

 

ムッチと姉妹に見られたことがこの日、一番嬉しかったことでした。
可愛らしいスタッフに恵まれて幸せなことです。

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加賀 南砺 五箇山の宴
2014年2月13日

フードピア金沢のイベント「加賀 南砺 五箇山の宴」に
アシスタントプロデューサーのムッチとお出かけしました。



「金沢にし芸妓連」の伝統芸能「素囃子」から始まりました。

 



芸妓さん達の舞う姿が艶やかなことです。

 



中村酒造さんの新酒甘くて美味しい♪

 

伝統芸能にふれるせっかくの機会なので
ワタクシもお着物にしました。
「お若いのに民謡お好きなんですか^^?」って聞かれましたが
その土地の風土に育った文化に
温もりが感じられて好きです。
地方さんはみなさんお衣装お揃いなのですね。

 



はん家の紗やかさんはとても楽しいかたでした。

 



千枚札いただきました(^▽^) 。

 

紗やかさん、ワタクシの着物まわりアイテムに
「可愛いー!ほんなんあるがー^^?」と
テンションあがってくれちゃいました。



金澤syugenオリジナル和小物達です。
帯飾りや指輪、懐中時計のストラップは
金澤つまみ紗衣句です。

 

素敵な女性達とのおしゃべりも楽しく過しました。
越中五箇山こきりこ麦屋節や
能登杜氏さん のご登場
そして、ムッチの活躍については
明日かきますね。

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誰もが幸福になれるクリスマス
2013年12月24日

今日はクリスマスイブ。
クリスマスらしいことはしてないけど
小松の「長沖」さんに蟹を食べに行ってきました。



大きな土鍋にアツアツな蟹さん。
湯気で、み、みえない。




和風シューマイがとても美味しかったです。


「聖き雪 妖精舞いて 鱗粉か」
「きよきゆき ようせいまいて りんぷんか」
先日、句会の時にクリスマスイメージして詠んだものです。
鱗粉って蝶が舞う時にはなつ粉のことです。
クリスマスに降る雪が、テーィンカーベルの
魔法の粉「スターダスト」のように降り注がれて
夢がかなったら素敵と考えて詠みました。


長沖さんのお庭みている淳子です。



ナルシスト全開ではありますが
誰もが幸福になれるクリスマスにつきお許しを。


Happy Merry Christmas☆”

今宵、皆さんの上にも幸福の星が舞い降りますように。


あ、さきほどの俳句ですが、自分では
ワクワク感あり&季節感あり&夢いっぱいで良いなぁ
と、思ったりだったのですが「かすりもせず」でした。

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五七五
2013年12月19日

昨日に引き続き、「和ごころ勉強会」のお話です。



今回は「俳句」を学ぶで、講師に小松市俳文協会の
理事をおつとめの吉田朝子さんお迎えしました。




お庭を指差して季語のことなどお話いただいています。




みなさんメモとりながら熱心に聴きます。
お題は「師走」「霙」「冬の雷」
あと「クリスマス」「雪」「鰤おこし」も追加されました。
「ブリおこし」→「魚が美味しくなる」→「晩酌したい」
煩悩でいっぱいになっているアタマは
今宵の「晩酌」のことしか考えられなくなっていて
「『しゃ』は一字ですか?二文字ですか?」なんて質問もしました。
バンシャクは四文字らしいです。




皆さん、幼なごのように指を折り「五七五」と数えます。
鶴ママ、ケータイで漢字調べていますね。




こんな風にみなさんの俳句をご覧になられるのを待つ間
花みやびさんの五宝さん「いよいよ当選発表ですね」とニコニコ。
うけました(*^▽^*)




一席から五席まで、右から順に
「鰤おこし 魚もしまり 酒旨し」
「散歩道  リード持つ手に みぞれさす」
「冬の空 雲から透ける こもれびや」
「クリスマス 帯にしのばす 粋姿」
「舌づつみ ご縁の方と クリスマス」
が選ばれました。


「鰤おこし 魚もしまり 酒旨し」
吉田さんが「八松苑で美味しいお食事のあと
ならではの句ですね」とおっしゃられました。
って、「煩悩でいっぱいじゃん」なワタクシの句です。
冬の荒海生きてきたお魚さんに感謝しながらいただく時は
「うまい」「美味い」じゃーなくって
豪快に「旨い」なんだなぁーって
演歌の男歌を唄っているキブンでもありました。


「散歩道  リード持つ手に みぞれさす」
DOINGさんの吉本さんがわんちゃんと散歩している様子が目にうかびますね。
わんちゃんへの愛情もうかがい知れる気が(*^▽^*)。


「冬の空 雲から透ける こもれびや」
GIGIさんのあきちゃんがちょうど八松苑さんの
お部屋から見える景色をみてて
自然にうかんだ言葉なのだそうです。
同じ時間、同じ場所での「想い」を共有できる幸せを感じました。


麻希ちゃんの「クリスマス 帯にしのばす 粋姿」はこういうことですね。

 

ユキリコフちゃんと天光さん、クリスマス柄の帯で楽しませてくださいました。
麻希ちゃんの着眼点と言葉選びにも遊び心を感じます。

 
「舌づつみ ご縁の方と クリスマス」
「気忙しい年のせにこういう幸せな時間を過ごせたことを
俳句で表現できたら素敵ですね^^」と天光さん。


「和」をこよなく愛する粋なみなさんとともに
美味しいお食事と一足お先のクリスマスおしゃべり会ありがとうございました。


明日に続きます。

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グレーピンク
2013年12月1日

お着物でおでかけをしまして
用事をすませた後、食事に行きました。



こちら泉野の住宅街にあるイタリアンです。 




ちょこっとグラスワインいただいてみたり。 


 

イカ、タコ、海老大好きです。




椿柄の訪問着に扇綾謹製の流水に小花柄の帯です。



 
この日の「射し色」は「グレーが入ったピンク」です。
GUCCIのポーチとかんざしと帯締めをグレー入ったピンクとしました。




裾裏にも椿柄が描かれています。
歩く時、後ろから見た時、動きに合わせてチラチラと見える八卦は
意外と目立って重要な役割があります。
 

さて、「謹製」という言葉は
「心を込めて、謹んで作りました」という意の謙譲語だそうです。
謙譲語は敬意を表す言葉。
尊敬語・謙譲語・丁寧語と言葉を使いわける文化
日本の美しい心ですね。

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