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結城紬とはたおり娘
2015年2月4日

結城紬を着てお出かけしました。



ぽってりしていて暖かいのですがとても軽くて
着心地が良いのです。




歩く時、立つ時などにスッと見える八掛。
ここセンスの見せどころです^^。
深い藍色に柿朱の赤が鮮やかです。


結城紬はUNESCOの2010年世界無形文化遺産に登録されました。
いしげ結城紬の証書には「はたおり娘」のマークです。
紬は丈夫で着るほどに馴染んで味が出てくるそうで
「でっちどんに着せてから自分の着物にした」などとも言われるそうです。
紬って美意識高い女優さんや文化人が粋に召されていて憧れでした。


帯は、カジュアルに着たくって「変わり角出し」です。
お着付けの先生の鶴ママにご指導いただきました。



和装でお食事、ちょいと大人なキブンでした。


二十歳くらいの時、お茶会に母が大島紬を着せてくれたのですが
会場が片町近くだったこともあり
調子んのって「夜の街」にお出かけしちゃったなぁ~。
思えば小さい頃から「節目」「もてなし」「およばれ」の時の
装いには手間暇かけて支度してもらったものです。
今の言葉で言う「服育(着育・装育とも言うらしいです)」ということを
大事にしていた時代の人でした。

2015年2月4日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »

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長寿を招く縁起良い橘
2015年1月5日

仕事始めには長春色のお着物に橘柄の帯です。



金澤syugenオリジナル「華のれん」前で。




ご挨拶まわりに出発進行
お供は、FOLLIE FOLLIEのバタフライモチーフバッグです。




毎年、年の初めに訪れるところは宇多須神社さんです。




お札をいただきました。
「今年もよろしくお願いします。」とムッチスマイルです。


この後、お世話になっている業者さん、そして
石川県立能楽堂さんへも行ってまりました。



お正月なので新しいものもひとつと橘柄の帯選びました。
橘は長寿を招き元気な子供を授かる縁起の良い柄です。 




お正月なのでかんざし5本、
フェイバリットカラー紫の金澤つまみ紗衣句の玉薔薇かんざしと
パールかんざしと撫子色に金彩の漆のかんざしです。
帯飾りはかざり職人の三浦さんが作ってくれた
金澤syugenのシンボルマークです。
伊達襟は、お着物の中にある勿忘草です。


金澤syugenのblogのカテゴリー。
金沢の伝統和婚を創作する「創作祝言」は
これから結婚式を迎える新郎新婦様
そして、新郎新婦OB様の笑顔が彩ってくださいます。
百万石の伝統を学ぶ「和ごころ勉強会」
今年は浄瑠璃観賞に始まり、前回好評だったヘアアレンジ教室の
第二回も企画したいと考えています。
「生活の中に和装とりいれてゆきましょうよ^^
キモノ楽しみましょ」という姿勢でかいている「めしませ着物」。
石川の伝統工芸品を今の時代にあったカタチで
表現する「オリジナルアイテム達」。
そして、「プランナーのつぶやき」とかいてゆきますので
2015年もどうかお付き合いよろしくお願いします。

2015年1月5日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »

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和の紫
2015年1月2日

お正月は、「初詣」やお茶のお稽古の「初釜」「御用始め」にも
和装ででかけたものでした。
新しい年を迎える式服としての「着物」です。


私は、紫色が好きです。
好きな色って理屈じゃないですよね。
小物も「紫っぽいピンク」と「ピンクっぽい紫」が多くって
なので着物も紫系が多いのですが
淡い紫、くぐもった紫、鮮やかな紫
赤っぽい紫、青みがかった紫
和の紫には色んな表情があります。
祝言の写真と和ごころ勉強会の写真で
ご紹介します。


慶ちゃん&ジュンジュン宇多須神社さんへとご案内。



「薄葡萄色」のちりめんの訪問着には毬と松藤の刺繍です。


真吾さん&有由ちゃんの十月亭さんの
祝言にて進行役をつとめさせていただいています。



「藤紫色」の小紋は、金澤syugenのお着付けの先生
鶴ママと一緒に選びました。


十月亭さんの丸格子にて。



「紅藤色」の無地のお着物は母の形見です。


直さん&絵利ちゃんの花嫁行列で
手首お疲れの花嫁様にかわって打掛持っております。



「菖蒲色」のうさぎと雪輪の小紋は、
秋から立春くらいまでに着ます。


和也さん&雅さんの八松苑 和会場にて
ちょっぴりふざけて「見つめ合うの体」です。



「鳩羽紫色」の金箔とプラチナ箔で椿が描かれた訪問着です。
「椿」がテーマだったのでこのお着物にしました。


初夏、愛ちゃんの祝言で十月亭さんにお手引きで。



「貝紫色」のグラーデーションの付下は
衣替えの季節に着る単衣です。


俊臣さん&カオリンが東茶屋街の柳の下で
お写真にこたえていらっしゃいます。



「江戸紫色」の紋の入ったお着物です。


金澤神社婚のおみさん&貴子さんを神殿へとご案内。



「青藤色」の訪問着「遠山」
なだらかな山が連なって描かれています。


玉泉園にての和ごころ勉強会。
左にいらっしゃいますのはGIGIさんのアキさんです。



「白藤色」の繊細なスワトウ刺繍の訪問着です。


良平さん&志津っちをご案内



「花紫色」小菊も描かれた友禅の訪問着です。
「菊花」がテーマでしたので。


和ごころ勉強会の日、和田屋さんのお庭で。



「青紫色」の金彩で四季の花が描かれた訪問着です。


着物を纏うと身が引き締まります。
金澤syugenでは、「和様美プロデュース」もいたしております。


今年もここ金沢から「美しい伝統美」発信してまいります。

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天使の梯子
2014年12月3日

今朝は、雪が降っていて
空は流れのはやいぶあつい雲におおわれています。
急に「明るくなった」と感じたら
雲のあいまから「天使のはしご」が
遠くの山に降りました。
「薄明光線」というそうです。
朝早くか夕暮れ時見えること多いです。


霰が強く降るとゆらゆらと揺れながら
幾筋もの光のはしごが西から東へと流れて行くようで
その幻想的な美しさ、窓際で見とれていました。


山を眺めることが好きです。
着物には自然の風景を文様化したものが多くあります。





淡く優しい藤色に遠山暈しの
訪問着です。
金澤syugenでは、結婚式当日はプランナーも
和ごころを大切に
和装にてご案内、
進行をつとめさせていただいております。
先日の金澤神社婚では、このお着物の組み合わせにて
おみさん&貴子姫のおそばで
お手伝いさせていただいておりました。


「着物の文様」の中で「遠山」の説明です。

遠山文様は、
くに見える山並みの重なり合った様子を文様化したもの。
きものや帯には険しい山ではなく、
大和絵風の丸みのあるなだらかな半円形の稜線で山裾をぼかすのが特徴です。

と、あります。


こんなにも写実的に風景が描かれた民族衣装というのは
世界中で日本の着物だけなのだそうです。
四季の移ろいがある日本に生まれ
彩り豊かな自然美を纏える幸せを感じます。

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チャップリンも東山の金さんも
2014年11月17日

昨日に引き続き「和ごころ勉強会」のお話です。

天光さんのチャップリン柄の帯の写真を撮る
ユキリコフちゃんに思わず
「なんで?ゆきちゃん?遠山の金さんみたいになってるの?」
片肌脱ぐ遠山の金さんスタイルにみんなで大笑いしちゃった。

 



ユキリコフちゃん、お母様のお着物に羽織り
おめしです。
どんどんセルフのアレンジヘアの
クオリティがあがってゆく感じ。

 



今回は、沼ちゃんもお着物で♪
帯と伊達衿と帯あげはワタクシ淳子の見立てでございます。
うん、似合っている!可愛い☆”

 

沼ちゃんとは鶴ママ邸で帯結び勉強会仲間でもあります。
みんなでお勉強&ママの手料理でワイワイする
楽しいお勉強会です。
「学びたい」と集まる私達に惜しみなく
愛情&知識を注いでくださる鶴ママに感謝☆”

「囲炉裏と末子さん」撮影はユキリコフちゃんです。
帯が素敵でしたよ。




ワタクシ、髪はセルフなのですが
沼っちゃんに襟足のとこお願いしました。

 



ちりめん金彩四季花柄の訪問着に焼箔の帯です。

 

紅葉に西陽があたり表情もかわってみえます。

 

この後、さやちゃん、やっちゃん、ムッチとワタクシと
四人で「木遊りん」でお茶しました。




雨が降ってきたからと
三人は「雨、雨、降れ、降れ」のマネしているそう(^▽^) 。
この雑貨屋さんでも何が楽しいんだか
四人でけっこう笑えましたヽ( ´ー`)ノ

 



お茶のあとお隣の工房へ。
着物はガード加工施してあるので
いきなりの雨も平気です。

 



この時計はずーっとずーっと昔に買ったエルメスのもの。
最近、腕時計をつけないので懐中時計にしました。
あの頃、お給料より高かったこの時計は
「ワタシへのご褒美」でした。
金澤つまみ紗衣句で根付をデザイン
しべにも好きな色「ピンクっぽい紫」です。

 

みなさん、今回の勉強会ご参加ありがとうございました。
次回は、3月4日「浄瑠璃観賞」です。
お問い合わせお待ちしています。
2015年度は「能楽鑑賞」も企画いたします。
楽しく石川の文化を学びましょうね☆”

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キブンは「細雪」
2014年11月16日

「和ごころ勉強会」レポート三日目です。



お食事しながらみなさんに
「好きなお色と色への想い」発表していただきました。
お食事しながらお話がはずみます。



みつ和さんの寺出さんと堀内さんとさやちゃん
黒のお洋服の三人が揃いました。

みなさんの好きな「色」うかがうと
なるほどねって感じること多いです。



ELLEさんのこの表情、「大人の女性の可愛らしさ」あります。
「フランス映画で観た金沢」のこと話されました。

 



女子はデザート大好き☆”
寺出さんと堀内さんが「美味しいね」って
頬笑みあっていらっしゃいまして
なんとな~くお上品モード♫•*¨*•.¸¸♪✧

 

お食事会のあとはあちこちで出あった記念の一枚です。



2012年組のさやちゃんと2011年組のやっちゃん。

 



2013年組のユキリコフちゃんと天光さん。

 



ご縁だものね( •ॢ◡-ॢ)-♡。
天光さんもノリよくって^^

 



恒例、お着物女子の撮影です。

 


和田屋さんの見事なお庭ながめれば
キブンは「細雪」です。

 

明日に続きます。

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学んでお喋りして笑って
2014年11月15日

昨日に引き続き「和ごころ勉強会」のお話です。



イキイキ働く女性達は元気です☆”

 



あちこちでワイワイとはずみます。

 



中野さんは黒のお洋服がお好きなんだそう。
キビキビとした個性によくお似合いです。

 



みんながザワザワおしゃべりしていると
和田屋さんのお姉さんがたが
お料理サクサクつけてくださいます。

 

鶴ママの乾杯のご発声でお食事会が始まります。



「リカちゃんのおかもち」のようではありませんか。

 



おかもちからは、こういうおしゃれなお皿と美味しいお料理です。

 



燃える紅葉の屏風を愛でながらお食事楽しみます。

 



お料理になにかと季節が織り込まれています。
和食の素晴らしさですね。

 



一口のおそばがたまりません。

 



心まで温もるようなお料理さん達です。

 



お野菜の炊いたんもお上品なお味。

 



お漬物美味しい!

 



和やかなお食事会でした。

やっちゃんからです。

楽しかったです。お招きいただいてありがとうございました
素敵な会だねぇ。お洒落してお出かけして、
美味しいもの食べて、学んでお喋りして笑って
元気で綺麗な女の人に逢える会?って感じで、
とても良い影響受けました。。。
私に必要な。(;^_^A
また、よかったら誘ってね!
お疲れさまでした。


もくゆうりんも、また、良かったね!
楽しい一日でした。ありがとー*\(^o^)/*


やっちゃんはワタクシのプライベ-ト女子会のメンバーです。
また、違った集まり新鮮だったようです。

 

楽しいお食事会のお話は、明日かきます。

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ためになるカラー講座
2014年11月14日

和田屋さんにて「金澤syugen 和ごころ勉強会」開催しました。



お部屋からみえる紅葉は見事なことでした。




わ、わ、わ、お庭をめでる
沼っちゃんとワタクシ淳子
なんだか素敵な会話してそぅ♪




今回は「色」についてのお勉強です。




講師役は、花みやびさんの天光さんです。
ワタクシから天光さんのプロフィールを紹介させていただいています。




チャクラについてのお話です。




左からやっちゃん、八松苑さんの中野さん、お着付けの先生の鶴ママ
GIGIさんの末子さん、沼っちゃん、花みやびさんの天光さん、
ユキリコフちゃん、ELLEさん、みつ和さんの堀内さんと寺出さん
さやちゃん、ムッチ、でワタクシ淳子です。




和田屋さんの館には「癒し」があります。




お庭に、午後の陽ざしが降り注ぎます。




お庭には苔ときのこがはえています。
ワタクシ、碧いこけを見ると和菓子の「ふくさ」を思い出すのです。
鶴ママに「パーンとわると中から甘いあんこ
でてきそう」と煩悩のかたまり発言。
そして、「このキノコおいしいかな?」
「食べたら死ぬよ~」なんて話しも。




囲炉裏に興味持ってながめるさやちゃん。
ダンナ様に囲炉裏のシャメ送ると
「買ってきたの?」と言われたそう。

こ、こんな大きいもの衝動買いなんかしないよね~
笑ったわらった、あー、おかしいっ。


さやちゃんからです。

こちらこそありがとうございまして^_^
楽しかったです、またさそってくださいね(⌒▽⌒)
さや


ユキリコフちゃんからです。

昨日は美しい紅葉と美味しいお料理、ためになるカラー講座と、
優雅なひと時をありがとうございました。


沼っちゃんからです。

今日はありがとうございました!!
皆さんみたいな素敵な女性になりたいなって思いました(^^)

沼っちゃん、可愛いこと言ってくれちゃいますね。



落ち葉の舞う音  流れる水の音
風の音と紅葉を愛でながらの勉強会
なんと風雅なことでしょう。


美味しいお料理&おしゃべりのレポート
楽しい明日に続きます。

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江戸の粋と京都のはんなりと金沢の凛
2014年11月12日

昨日に引き続きです。

林真理子さん「白蓮れんれん」では、
主人公の美意識を反映するものとして
「着物姿」が描かれています。
着物の素材を含めての質感や着方で
相手の趣味や暮らしぶりをうかがい
一目おいたり、見下したりもありまして
洞察する感じもおもしろかったです。



燁子が九条武子に会った時のくだりです。

もうじき八月だといううだるような暑さの中でも、
竪絽の夏羽織をさらりと着こなし、
肩のあたりの線が流れるようなやさしさに満ちていた。


ソウルメイトに出会った瞬間のことです。

 

今週、読んだ村山由佳さん「花酔ひ」。



「日本の四季は世界中のどこより美しい。
世界に民族衣装は数多あれど、日本の着物ほど、
自然の風物の美しさを写実的にうつしとって表そうとしたものは他にない」


この小説の中では、着物を着ることが
もてなしの心であるも書かれています。

「装うってことはつまり、人さまへの心遣いをするってことなんだよ」
「粋と野暮の差はミリ単位」
「汗は気合いでひっこめる」


そして、

「江戸の粋と京都のはんなり」

という言葉が出てきます。
だったら「金沢はなんだろか」って考えていました。
「金沢のあいそらし」
好きな金沢弁です。
「金沢のわびさび」
加賀友禅の絵柄を思ってです。


 

自転車こぎながら思いつきました。
金沢人の風情にぴったりの言葉。

「江戸の粋と京都のはんなりと金沢の凛」

どうでしょう?
ただ今、悦に入ってます。

 

今日は「和ごころ勉強会」
金沢の凛とした女性集まります。
おって、blogにレポートのせますね( •ॢ◡-ॢ)-♡。

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お着物の八掛
2014年11月11日

秋の初めワタクシ「宮部みゆき祭」しておりました。
宮部みゆき作品6冊読み、「ぼんくら」でいったん〆ました。



この小説の中で何かと「羽織」について描写されています。

「いなせといわれている定町廻りの同心巻羽織でさえ、
彼が身に着けると痩せた体に巻きついて、
景気の悪い旗印のうように垂れ下がる始末。」


覚悟だったり威厳をみせたい時の着衣だったりするようです。
「羽織」がそれぞれの立場(商人、町人、役人)で羽織ることの
意味あいが違うってとこがおもしろかったです。

 

渡辺淳一さんの小説に出てくる女性は着物が似合います。



「かりそめ」の1ページめ

「着物は腰紐でとめられ、お端折りが重なっているが、
襟元は合わされぬまま、ゆるやかに開いている。」


渡辺淳一さんは私生活の中で作家さんの視点で
着物の女性の支度を観察されていたのですね。
他の作品でも細かく生地、柄、着方などで
登場する女性を表現されています。

 

松本清張さんの小説の中にも着物の女性が多く出てきます。
「黒皮の手帳」や「点と線」
銀座のホステスさんという仕事柄だったり
時代背景の象徴として描かれています。

 

女性の成功(成り上がって行くという感じ)を
洗練され着物の格があがることで表現されていたりして小気味いいです。
幸薄さ儚さを着物姿の描写で感じさせるもの。
地味な着物にはっとさるよな八掛(着物の裏地)が
女性の本性や生き様をうかがい知る時のコドウグとして存在したり。

 

さて、八掛は普段は見えず動いた時に
スッと見えるものでセンスのみせどころでもあります。
前後の身頃の裾裏に四枚、衽の裏に二枚、
襟先の裏側に二枚と八枚掛けることから、
八掛と言うそうです。

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