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立ちのぼる光景
2017年8月26日

松本清張作品を母の影響があって
10代の頃からよく読んでいました。
赤川次郎や片岡義男も読むのだけど
三浦綾子や平岩弓枝、渡辺淳一といった
その年代にしては渋すぎるものを
好む少女時代でした。
こういった小説には和装の女性の
描写が度々ありワクワクしたものでした。
着物は、物語の中の小粋な小道具で
文字を追ううちに光景が立ち上がって来ます。
 

母の影響で読書と着物が好きになったことを感謝しています。



亡くなった母の着物を着ての調子のっちゃてです。




着物のいいところは母から娘へと繋いでいける
ところですね。


ドラマ「黒革の手帖」も楽しみです。
着物が出てくるドラマが増えるといいなぁ。
バックの持ち方やなんかも
「お勉強させていただきます」( •ॢ◡-ॢ)-♡

2017年8月26日 カテゴリー: めしませ着物 | コメントはまだありません »

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勝ち虫と勝ち草
2017年8月15日

今年もアスファルトに清楚な百合の花が咲きました!



金澤syugenの駐車場のお向かいの路にある
1本の百合を自転車で通る度
もうすぐかなと心待ちしていました。


さて、昨日インスタグラムに主計町で撮った
この写真を「勝ち虫柄」とキャプションを
入れて載せましたの。



写真ではわかりにくいのですが
小さなトンボが描かれています。


すると、ミカリンが「勝ち虫柄というのですね」と
コメントしてくださったので
「トンボが前にしか進まないことから
縁起が良いとされたそう^^
利家公の兜にはトンボモチーフがあるです。」と返しました。


鋳物で作られたトンボがついている
利家公の兜は斬新なことです。


続いて、2010年組花嫁OBさんの祐子ちゃんが
「いつも勉強になりますっ!着こなしも言葉も♡」と
コメントしてくれたので
「帯は、沢だか(おもだか)文様。
面高は、矢じりに似た葉が槍のように見えるから
勝ち草と言われ縁起をかついで鎧などにも描かれたそう。
なんか、私 好戦姿勢の女みたいねヽ( ´ー`)ノ」とかくと
裕子ちゃんから
「ほんとや!!一体どんな強敵と対戦するのさ??(笑)」と。
ああ、おかしい
笑った!笑った!


面高が夏から秋にかけての植物であることから
夏の帯には沢だか柄が多いです。


決して戦はのぞみません。
終戦記念日の今日、あらためて強く平和を祈ります、心から。


インスタグラムのアカウントは
@kanazawasyugenです。
よろしければフォローしてやってくださいませ。

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男子改造計画プロジェクト
2017年8月7日

夏の夜、着物好きさん達とおでかけしました。 



着物男子のツヨポンとアンティーク着物好きが
高じてアンティーク着物のショップをされている
香洋子さんのあいっだこにムッチです。
香洋子さんは、有松絞りの浴衣をお召しで
ツヨポンはお仕事帰りだったのでお洋服です。

 
で、香洋子さんが竪町にできた
「Kanazawa Music Bar」に連れて行ってくれました。



DJのお姉さん、美人だ!
レコードがいっぱい☆”

  


コースターもレコード☆”




これ、これよねー( •ॢ◡-ॢ)-♡
 



ナッツ好きすき♫•*¨*•.¸¸♪✧ 

 


お店の方に撮っていただきました。
ワタクシは、襦袢と足袋と草履で
浴衣を着物風に着ております。

 
香洋子さんは「男の和服は色っぽい」と
力強く語り「大人の男が着物を着て着物の
良さを若い世代に広めてほしい」と熱いことでした。


そして、素敵なNEWSです。
香洋子さん、今年憧れのフランスに出店されるそうです。


この日、ツヨポンをモテ男にしたいと
“カヨコ&ジュンコの男子改造計画”を
勝手に始動したわけでした。
「女は待ってるの!」とだんだん
ブルゾンちえみ化してゆく香洋子さん(^_^;)
さらに、酔うほどにスパルタ!
それもこれも可愛いツヨポンに
幸せになって欲しいゆえの優しさです。
ツヨポンにいいお嫁さん見つかったらいいなぁ。

2017年8月7日 カテゴリー: めしませ着物, 金沢ちょこっと散歩と花ごよみ | コメントはまだありません »

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「黒革の手帖」
2017年8月4日

テレビ朝日の「黒革の手帖」楽しみに
録画しては観ています。
もともとドラマってほぼ観れないのですが
松本清張作品は観たいですね。
小説が映像化されると
たいがいガッカリなのだけど
松本清張作品だけは、なんなら
映像化されたほうがおもしろかったります。


何が楽しいって銀座のクラブのマダム役の
武井咲さんの着物姿です。
帯や小物あわせ、お草履や髪飾りや
なんかもホントに素敵で
「お勉強させていただきます」キブンで観ています。


ドラマの中で、武井咲さんが毎日
美容院で髪をセットします。
いつもかんざしが素敵で
注目しているのですが「銀座かなめ屋」さんの
協賛なのだそうですよ。


さて、私はセルフヘアセットです。
コンプレックス・ビズのヘアアクセサリーは
夜会巻きやアレンジが数分で作れるスグレモノ達で
お着物にもマッチするのです。



七宝焼風のお花がついている新作です。




デザイン違いでありながらパールやスワロフスキー 
シードビーズ素材が同じシリーズです。




グラスコームとクリップは同じスワロフスキーとビーズです。




黒のステックのかんざしは訪問着にもあいます。
髪にブローチをつけたようになります。


仕事だけではなくプライベートでも
和服をよく着ます。



このパールは小紋の時によく出番あります。




パールとクリスタルのクリップは、和のかんざしとコラボします。


好きなお色達の髪留めです。



ハートのクリスタルがついています。




サテン地で薔薇の花のモチ-フです。 


ハートモチーフ達です。



大きめの石は、厚手のお洋服の時につけます。




ハートが集まってお花になります。


この八年の間、自分へのご褒美の時に買って
コレクションが増えました。 
私は、夏も冬も、家でも外でも
洋服でも和服でもほぼ髪をアップにしていますから
働き者の髪飾り達と言えます。


で、黒革の手帖は、武井咲さんの
悪女っぷりも楽しみなところなのです。
この夏、「お勉強させていただきます」( •ॢ◡-ॢ)-♡

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光と陰影のインスタレーション
2017年7月23日

昨日に引き続き金沢ナイトミュージアムの
おでかけReportですヽ(^◇^*)/。



ひぐらしが啼く本多公園を散策すれば
翠が美しいことです。




手作りの行灯を手にムッチとジュンジュン。




行灯との記念撮影。


まだまだ明るかったので
「工芸に生きつづける花と鳥」を観に行き
掛け軸や屏風、陶磁や漆芸などの
工芸品を鑑賞しました。


だんだんと暗くなってきました。



テントに灯りが燈りました。




樹にこの子達がいっぱいいます。




Shading Village
夏の夜、中村記念美術館の園庭に
幻想的な光のテントが登場します。
微細に切り取られた模様から
漏れ出すまばゆい光と陰影のインスタレーション。





ジュンジュンとムッチ。
このあと、北國新聞さんに写真撮らせて
欲しいと頼まれましたの。




雪洞の中で「調子のちゃって~」やってみました。


〆の一枚です。



中村邸のお二階の朱塗りの壁が美しいですね。


ジュンジュンはあいかわらず
おっと~り優しげで可愛らしいことでした。
「またね」とお別れをしての
帰り道、ムッチが「ジュンジュン可愛い~♪」と独り言。
ムッチが本当に花嫁様達のことを
大好きがよーく伝わってきます。


この夏もナイトミュージアムおでかけしたいです。
新郎新婦OB様誘って下さいね☆”

2017年7月23日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »

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卒業花嫁様とShading Village
2017年7月22日

今朝の北國新聞さんに花嫁OB様と載りましたの。



今年も金沢ナイトミュージアムが始まりましたヽ(^◇^*)/。

 



本多公園でオープニングセレモニーShading Villageがありました。

 



一緒にお出かけしてくれたのは2012年組さんのジュンジュンです。

 



行灯制作ワークショップに参加しました。

 

ちょこっとのやりとげた感のあとは旧中村邸へ。



「光と陰影のインスタレーション」土壁と畳に美しいのです。

 



ムッチとジュンジュンが手をかざします。

 



私もやってみました。
昨日は、襦袢の上から浴衣を着て半幅帯に帯締め
足袋とお草履でお着物風コーデでした。

 



お茶とお菓子でいっぷく。
お菓子は四国松山のお菓子だそうです。

 

さて、ジュンジュンは、大の猫好きさんです。
今晩9時からの「世界ふしぎ発見!」は、
『世界はネコによって作られた
~人とネコの絆物語~」なのだそうです。

お互いに観ようねと約束しています。


Reportは明日に続きます。

2017年7月22日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »

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受け継がれる衣
2017年7月11日

金澤syugenのお着付けの先生の
鶴ママがミカリンに「似合いそうだから」と
袷のお着物を譲られましたの。



わーい!ミカリンにお似合い☆”
黒に赤のさし色がピッときいているね。
野菜配達の途中に嵐のように現れ
次の配達へとすっ飛んで行く
そんな疾風感がかっこいいお百姓さんです。


ミカリンは毎日、一人で着られるようにと
練習されている努力家さんです。
 

 
お着物と帯があって
練習ワクワクしてます!
ありがとうございます


また、一緒におでかけしようね☆” 


 

こちらは、先日の石川県立能楽堂にて
ムッチです。



ムッチが夏のお着物を持っていないことと
ムッチの好きな優しいお色だからと
私淳ねぇ女将が贈りました。

 
お着物のいいところはこんな風に
次の世代へと繋いでゆけるところですね。
ちょうどいい場所へとお嫁に行く
衣も幸せなことでしょう。




さてさて、この夏も金沢ナイトミュージアム
始まります。
お茶会や音楽会、香りのイベントなどなど
毎年、楽しみにしています。
土日は繁忙日で、出かけにくいのですが、
夜の開催なので日によっては出かけられます。
興味あるイベントあったらご一緒しますので
ぜひ誘ってくださいね。


夏の着物は帯も軽くてラクチンです。
お着物デビュー、オススメです( •ॢ◡-ॢ)-♡

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記念にお茶目ポーズも
2017年7月7日

「観能の夕べ」におでかけreport三日目です。



仕舞の体験をするムッチです。
この水色の絽の着物は、昨年
私が能鑑賞の折に着ておりました。
今回、ムッチが着ているのを
『爽やかできれいな色だなぁ』と見ていました。
決して『上げなきゃよかった。。。』
なーんて、思っていませんよ^^。
きれいに着てくれてありがとー!


記念にお茶目ポーズ!



紫好きの祐子さんは、紫色の浴衣に半幅帯と
帯締めでお着物風にお召しでした。


祐子さんは随分と昔から金澤syugenの
blogの読者さんで
「blogの言葉が素敵で、いい言葉があると
今度、どこかで使おうと思ってメモをとっています^^」と。
是非、どんどんじゃんじゃん
使ってくださいな^^v。
「文章を読んでいるとどんどん
引き込まれてゆきます」とお言葉をいただき
ぁあ、ありがたやー。
ずっと読んでくださっていて
日本語検定の受験したことも
ご存知で大人になって勉強することは
素晴らしいことだとおっしゃっていただきました。


祐子さんがつまみ細工や水引を
褒めてくださったので
この日おでかけのお供の子たちのせます。



金澤modern水引のかんざしと根付
金澤つまみ紗衣句のウチワのモチーフのかんざしと
鉄線モチーフの帯飾りです。


世界にひとつだけの和小物をオーダーメイドで
数々デザインしておりますのでお気軽に
お問い合わせくださいませ☆”

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蔦葛の天冠
2017年7月6日

「観能の夕べ」report二日目です。



体験に続いて能の鑑賞です。
千種ちゃんが自身のお嫁さん画像をスマホで
祐子さんに見せておしゃべりに花が咲きます。
ムッチの手の組み方がマダムっぽい♡(´▽`)♡。


しばらく時間があるので屋外で撮影楽しみました♫•*¨*•.¸¸♪✧。



軍隊の洋館庁舎前で。


狂言は「太刀奪」というお話でした。
盗人を捕まえてから縄をゆいだすのが
おかしかったです。


さて、以前にNHKさんに取材を受けた折
ノンキに事務所にお迎えしたら
仕事風景も撮影と。
慌ててディスクまわりを体裁よくととのえながら
「『泥棒を捕らえて縄を綯う(※)』とは
このことですね^^」と言うと
レポーターさんもカメラマンさんにも
大いにきょとん顔されたので
「ドロナワって言わないですか?」と言うと
「ああ、それは聞いたことありますが・・・・」
内心『世代差かしらん』と寂しくなったりも
しておりましたが
ちゃーんと舞台でも生きている言葉でした!(^^)!


お能は「葛城」でした。
仕事柄か、衣装とかかんざしが大変気にかかります。
女神のお衣装が神社の巫女さんの装束に似てて
髪には草が飾られています。


宝生流能楽師の佐野玄宜先生に聞いてみました。

神はだいたい神職に準じたような装束になりますね。
男神でも狩衣を着ます。
冠の草は、蔦葛により戒められたことを表しています。



途中、鼓の人が向かい合ってるのとかも
どういう意味があるのかなと気になって
気配を消しているのかしらと聞いてみました。

しばらく打たないときは下に座りますね。
向き合ってるというより、正面をはずすという感じですね。
気配を消していると言ってもいいと思います。


鑑賞した後に、知りたいことが増えます。




閉演後の舞台で。


能楽堂さんのスタッフのみなさんには
「また体験にもお越しください^^」と
お声をかけていただきました^^
みなさんとても親切でいらっしゃいます。
土曜日は繁忙日なのでなかなか
予定がつかめないのですが、この夏
またまた出没したいと考えています☆”


※泥棒を捕まえてから慌てて縄を準備しても、泥棒は逃げてしまうだろうということ。


reportは明日に続きます。

2017年7月6日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »

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「恥ずかしやあさましや」
2017年7月5日

夏の風物詩「観能の夕べ」に出かけました。



左から祐子さん、ムッチ、千種ちゃんです。
浴衣でおでましの祐子さんは
和文化&着物好きさんで金澤syugenの
blogの読者さん(ありがたや~)でいらっしゃいます。
お二人は、前回の「金澤syugen主催
能楽堂バックヤードツアー」にもご参加くださいました。


謡と仕舞の体験の講師は、
藪克徳先生と佐野弘宜先生です。



佐野弘宜先生には金澤syugenの祝言で
何かとお世話になっております。


「葛城」から

神の顔がたち面なや面はゆや。
恥ずかしやあさましや。




お手本です。


からの「さあ、みなさんもやってみましょう!」と。



自身の姿を恥じている様なのだそう。




カメラ目線ありがとうございます!




先生の袴のスソが気になる。。。




一番右が千種ちゃんです。




2012年組さんの花嫁様の千種ちゃんとは
毎年一緒にお能にお出かけしています。
「前回の舞台の裏が見られたのも
良かったですが、今回の体験できたのが
すごく楽しかったです^^」と瞳キラキラ♪
ホント、いつだって千種ちゃんは可愛いな^^


二番目のグループにはムッチいます^^



マジメな顔してる~♪


三番目のグループには海外から
お越しの方々も大勢いらっしゃいました。



緑の浴衣をおめしの敬子さん(左から二人目)も
「能楽堂バックヤードツアー」にご参加くださいました。
千種ちゃん、祐子さん、ムッチも
見学のお席で一緒に練習しています。


能ガールな敬子さんに写真を送って上げると
とても喜んでくださいました。

先生と一緒に写っている写真はこれが初めてなので、大切にいたします。

ユーモアを交えてのお話もあって
学びの体験は本当に楽しかったです。




能舞台前にて「調子のっちゃって~」です^^;
今年初めて絽のお着物を着ました。


明日は、「観能の夕べ」についてかきます。

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