「となりのセレブたち」と牛首紬 | 2016年10月23日 |

篠田節子さん「となりのセレブたち」は
お金持ちのことをシニカルにかいた短編集です。
「トマトマジック」では、セレブ達の
見栄の張り合いみたいのがおもしろかったです。
この中で「人格再編」というお話があって
年老いた母親が乱暴で手に負えなくなり
母親の人格をOPEで操作するっていうお話があります。
親に立派なまま老いられたら、次世代は成長することができない。
かって彼らを包み、慈しみ育てたものたちは、
老いることでゆっくり、若い世代に別れを告げていく。
子供世代は、自らの親の壊れていく人格に衝撃を受けながら、
緩慢な死をそこに見る。多くの葛藤の揚句、
その人格的死を受け入れて、今、自分の過ごしている時間の輝かしさを知る。
徐々に老いて行くことや認知症になることは
悪いことでもないのかなって少し思えました。
どのお話もグロテスクでもあるSF小説でした。
さて、私がセレブを気取った話です。
林真理子のエッセイ「美を尽くして天命を待つ」に
「服が買えないならバックをお買い」ってのがあって
それは、高級ブランド店で
「サイズにあう服がないのなら
バックを買って店を出る」って意味だそうです。
で、私
「着物が買えないなら袋をお買い」と
牛首紬の着物は贅沢品でどうにも手が出ないので
牛首紬のちいちゃい手さげ袋を買いました。
ハンカチとテイッシュとスマホとカメラを入れて
結婚式やロケーションフォトのアテンダーとして
花嫁様の同行いたす際のおともに。
とってもちいちゃいながら牛首紬の光沢あります。
直木賞作家の高橋治さんの「紺青の鈴」に
白山の麓で牛首紬と呼ばれる独特の紬が織られている。
糸に空気を含ませる独自な糸の処理で
綸子のような柔らかな着心地でありながら、
釘抜き紬の別名が残るほど強い織物である。
加賀友禅に加賀縫と郷土の工芸品は
気品高く美しいのですが、まったく
敷居の高いことです。
2016年10月23日 カテゴリー: 和ごころ文化, 気まま図書館 | コメントはまだありません »
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「にっぽんの芸能~金沢おどり~」 | 2016年10月22日 |

先週のNHK Eテレ「にっぽんの芸能~金沢おどり~」
ご覧になられましたか。
「女舞月雪花」や新作舞踊「桜心中」艶やかでしたね。
番組HPからです。
ひがし・にし・主計町(かずえまち)という
三つの茶屋街の芸妓が合同で出演する「金沢おどり」。
今年は、伝統の「お座敷太鼓」や名妓二人の「一調一舞」等に加え、
泉鏡花原作の新作舞踊「桜心中」が上演され、話題を呼んだ。
泉鏡花の縁の場所も訪ねつつ、金沢おどりをご紹介する。
「あの唄の上手な芸妓さん」
「あの立ち姿のきれいな芸妓さん」
「一緒にお写真撮った芸妓さんだ」と
お酌していただいたり
お名前札をいただいた芸妓さん達を
テレビで拝見しその芸の素晴らしさに
あらためて感激でした(^O^☆♪。
番組はお座敷太鼓でお開きです。
「全国の茶屋街でもこんなに太鼓を
大事にしているのは金沢の茶屋街だけ」と。
石田ひかりさんが山吹色のお着物で
暗がり坂をおりて
主計町を歩く姿がお美しいことでした。
先日、用事をすませたあと主計町を歩きました。
主計町の一文橋のふもとに蔦がからまるガス燈があります。
葉の間から灯りがもれる感じが好きです。
始まったばかりの夕暮れ。
昔、一文銭を払って渡ったという木の橋です。
「つるべ落とし」とはよく言ったもので
秋の空は、あっという間に藍色に染まります。
夜は冷えてきましたから
すっかり暮れるとお茶屋さんの灯りの
ぬくもりにほっとします。
そろそろ、お茶屋さんから太鼓や三味線の音が聴こえてきます。
このあたりは「重要伝統的建造物群保存地区」 です。
「生きたまま街並を保存」と、番組で紹介され
石田ひかりさんが「伝統がそのまま生活の中に
溶け込んでいるんですね」と。
金沢の街は和装が似合います。
前撮りだけもうけたまわっております、お気軽に
お問い合わせくださいますように。
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サラサラ カサコソ | 2016年10月21日 |

金澤syugenの窓の外の街路樹の間を吹き抜ける
風の音がサラサラからカサコソにかわりました。
街路樹はこの季節、こがね色に染まり
葉を落とす準備を始めます。
カサコソカサコソ
乾いた音に深まる秋を感じます。
ATORIE KAZU先生から絵手紙がとどきました。
金澤祝言こぼしと金澤syugenの自慢の台詞も
かいてくださいました(o^∇^o)ノ
さて、熊本へふるさと納税したところ感謝状が届きました。
A4の封筒(すでに切ってしまって角2になっています^^;)が
送られてきました。
で、封筒の下半分を点線通り切ると角2封筒になるのです。
切手貼るとこのくまモン可愛い。
右上のくまモンにハサミを入れる時
胸がシクっと痛みました^^;
こういうのいいですね。
もともと貧乏性で、きれいな包装紙や紙袋、
リボンなどとっておくのが好きです。
封筒からコミュニュケーションが生まれるって楽しいです。
こちらは、山ごぼうさんの女将さんからいただいた
絵手紙です。
HPなどをご覧くださったようです。
お月様とうさぎさんがなんとも秋の風情です。
ありがとうございます、私も山ごぼうさんの
繊細の料理に感動をいただいています。
思いを伝える手紙
サラサラっと上手にかけるようになりないなぁ。
勉強せねばですヽ(^◇^*)/
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海老蔵さんかっこよかったっす! | 2016年10月17日 |

歌舞伎十八番の内「勧進帳」が
安宅住吉神社さんにて開催されたのを
NEWSで観たのですが
「安宅の海と歌舞伎の舞台」
なんてなんて美しいのでしょう。
今日は曳山会館みよっさについてかきます。
入り口には成田屋さんから贈られた額が飾られています。
子供歌舞伎がビデオ上演されています。
ムッチとやっちゃんにベンチにすわって
可愛いお顔してもらいました。
漆や螺鈿が施された豪華な曳き山が展示されています。
「お旅祭の時より人が多い」と地元小松の
ムッチがおおいに驚いていた
あのすんごい人達はみなさんいずこへ?
ほんの1時間前のお練りでは大賑わいだったというのに
煉瓦通りには人影がほとんどないのです。
小松LOVE♫•*¨*•.¸¸♪✧
と、駅前で記念撮影しました。
ご本人いわく「オマツリーズ♡会員ナンバー4番やすこ」の
やっちゃんがMROのレオスタとHABのスーパーJチャンネルを
録画してくださいいました。
NEWS見逃した方、お声掛けてくださいな。
チーム金澤syugenもガッツリと映っています。
お供してくれた小物達です。
ラメの入った胡蝶の帯に金澤つまみ紗衣句の
桔梗モチーフの帯飾りと一本刺しかんざし
そして、エルメスの時計にも手まりモチーフの根付です。
それでは、五日間の〆に海老様☆”
海老蔵さん、獅童さんかっこよかったっす!
海老様しゃべりをまねて〆てみましたヽ(^◇^*)/
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鏡開きとカブッキー@小松 | 2016年10月16日 |

今日は歌舞伎十八番の内「勧進帳」が
安宅住吉神社さんにて開催されます。
お天気が良くってホントなによりでした。
小松にての「お練り」report四日目は、
市川海老蔵さん中村獅童さん市川ぼたんさん
小松市長さん小松JCさん達による鏡開きです。
「イチ、ニー、ヨイショ」で木槌を
振り下ろすも、、、開かず・・・・・。
もう一回!
おめでとうございます♫•*¨*•.¸¸♪✧
盛大な拍手がわきおこりました。
樽酒は小松の「神泉」です。
おいしくて好きなお酒です。
響く太鼓の音、今も記憶に残っています。
加賀太鼓「OTOサウンド」のメンバーさん
お写真にこたえてくださいました。
ちゃっかりご一緒に^^
カブッキーともちゃっかり^^
カブッキーはずっと働き者でした(*^▽^*)
撤収の時「カブッキー!ありがとぉー!」と言うと
投げキッスいただきました!
みなさん、お疲れ様でした。
お陰様でとても楽しめましたよ☆”
明日は、みよっさについてかきますね☆”
2016年10月16日 カテゴリー: 和ごころ文化 | コメントはまだありません »
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団十郎さんが愛した小松 | 2016年10月15日 |

昨日の歌舞伎十八番の内「勧進帳」
大盛況だったようですね。
小松にての「お練り」report三日目です。
主役の武蔵坊弁慶を演じる市川海老蔵さんは
にこやかに全身で愛想ふりまいてくださいました。
富樫左衛門役の中村獅童さん、姿勢良いことです。
さあ、力強い炎太鼓に迎えられていよいよ小松駅ご到着です。
ズテージにあがる時も愛嬌たっぷりでした。
「みなさん、こんにちはー^^」と
あらゆる方向にお顔を向けて手を振ってくださいます。
父上の団十郎さんが愛した小松への思いをお話し下さいました。
獅童さんのご挨拶です。
「団十郎おじさんの魂が宿るこの小松で」と
素晴らしいご挨拶でした。
そして・・・・・
「では、ここで一曲歌います!」
うわっー!と大きな歓声があがりました!
「やめときます。また今度にします^^」
あはは^^あはは^^;
なかなかのお茶目さんでした。
明日は、海老蔵さん獅童さんぼたんさん小松市長さんらによる
鏡割りのことをかきます。
カブッキーとみえきっていま-す☆”
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「盛り上げてね^^」 | 2016年10月14日 |

昨日に引き続き、小松の「勧進帳 お練り」のReportです。
小松JCさんのご挨拶からはじまりました。
海老蔵さんと獅童さんが楽しげにお話しされていらっしゃいます。
いよいよおでましです。
わーいわいヽ(^◇^*)/
海老蔵さん、優しい笑顔です。
華があります☆”
獅童さん、表情かたっ、怖い、そこがかっこいい。
ぼたんさん、お着物姿も素敵でお綺麗なかたでした。
子役のボクがとても可愛くって
沿道のご婦人達に声援贈られていました(o^∇^o)ノ
昨日は、各局のNEWSにユキリコフちゃんとムッチが
いっぱい映りました。
(やっちゃんと淳子は見守り隊でした)
テレビの画面を撮ったの載せますね^^v
北陸朝日のニューススカッシュ
ユキリコフちゃんのインタビューも映りました。
NHKかがのとイブニング
レポーターさんから「二人ご一緒に」と言われ
ユキリコフちゃんとムッチの
「海老蔵さんがんばってー^^」コールから始まりました。
MRO北陸放送のレオスタ
ひゃー、やっちゃん映ってもたー!
(後ろのおじさん知らない人)
わーいわい♪
と、家に帰ってからも楽しめました♪
こちらは、開演前のヒトコマです。
ユキリコフちゃん手作りの応援アイテムではしゃぐ
やっちゃん&ユキリコフちゃん。
すると、小松市長さんがやってきて「盛り上げてね^^」と。
「はーい!まかせてください」と胸をたたきましたヽ(^◇^*)/。
明日は、海老蔵さん獅童さんのご挨拶や鏡割り
カブッキー、炎太鼓、みよっさのことをかきます。
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勧進帳 お練り | 2016年10月13日 |

今日は小松に「勧進帳 お練り」を観に行って来ました。
海老蔵さん、存在感あります。
獅童さん、目力凄し!
ユキリコフちゃん、やっちゃん、ムッチと4人でお出かけしました。
まずは、早めのランチでがっつりお米いただきました。
テレビと新聞、各社取材受けていました。
「みよっさ」で小松歌舞伎のお勉強しました。
お祭りキブンで記念撮影。
お練りレポート明日に続きます。
2016年10月13日 カテゴリー: 和ごころ文化, めしませ着物 | コメントはまだありません »
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松島屋さんのおっかけ五枚銀杏 | 2016年10月7日 |

今日は秋山章さんの本手描き友禅
「愛香珀」「松寿紀鶴翔」を紹介します。
藤原紀香さんがご結婚式でめされ
話題になっているお打掛です。
うちかけ「愛香珀」
めでたさの四君子の丸の花に寿ぎの鶴
金彩工芸「焼き箔」が施されています。
名門「松島屋」の誇る銀杏の葉を添えて
続いて、白無垢は「松寿紀鶴翔」
梨園の名門松島屋のご婚儀 その花嫁様に
相応しく松と寿ぎの花傘
ブライダルみつ和さんにて
只今、衣桁にかかっています(*^▽^*)。
さて、金澤syugenの新郎新婦様達には
ご存知のかたも多いと思われます、
あの!鶴見さんが!
お二人のご披露宴にご参列でした。
写真を見せていただいたのですが
有名人の方々とちゃっかり
記念撮影されていらっしゃいました。
鶴見さん「紀香さん可愛かった♫•*¨*•.¸¸♪✧」と
少年のようなキラキラの瞳で話してくださいました。
神々しい衣装纏われた花嫁様に
無垢なおキモチになっちゃうのでしょうね☆”
鶴見さんに引き出物のお写真をお借りしました。
FRANCK MULLERのお皿は緑色でさまざまな数字が
ちりばめられて、その中に黄色の数字で「2016 0928」
お皿の中央には、片岡愛之助さんの屋号の松嶋屋の松と
家紋の銀杏とお二人のイニシャルです。
熨斗紙のデザイも松嶋屋の「松」家紋の「銀杏」
「9」「2」「8」なんですね~。
噂の水素生成器は松嶋屋の松をイメージした緑色。
歌舞伎の定式幕を模したカードには
愛之助さんが毛筆で「愛をこめて」のメッセージです。
達筆でいらっしゃいますね。
オリジナルの松の水引可愛らしいですね。
包みの風呂敷は愛之助さんの紋「追っかけ五枚銀杏」です。
金澤syugenでは、オリジナルの風呂敷の
デザインもいたしております。
家紋やシンボルを入れるだけでも
オリジナル感が出せますよヽ( ´ー`)ノ
秋山章さんのお衣装で金澤和婚が叶います。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
2016年10月7日 カテゴリー: 和ごころ文化, 和婚プランナーの日々つれづれ | コメントはまだありません »
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能面展のご案内も | 2016年10月6日 |

昨夜の、風は怖かったですね。
観測史上最大とのことで家の中にいても
地響きがして、消防車サイレンも
あちこちから聞こえてきて不安になりました。
風が通りすぎてホッとしてはいますが
農作物に被害がでていないといいです。
今朝は、暗くて厚い雲が空を覆っているのですが
時折、光が射すと露を含んだ山や丘が
きっと日本にしかない深く力強い碧に染まり
それはそれは美しくしばらく見とれていました。
白山比咩神社さんで挙式、和田屋さんで
ご披露宴をされます喜久さん&美都子さんが
打合せにいらっしゃいました。
喜久さん、ハサミでチョキチョキ。
能面についての解説をしてくださいました。
喜久さんのお父様は能面師さんでいらっしゃいます。
善久さんは、能楽に大変興味をお持ちで
ご本人も謡をなさっています。
今、本多の森ホールで祐門会能面展が
開催されています。
ムッチが記帳しています。
左からGIGIさんの末子さん、お着付けの鶴ママ、私です。
見る角度によって表情が違って見えるというから
背伸びして覗き込んでみたり
かがんで仰ぎ見たり。
「若女」の面です。
10月16日アトリオにて
「宝生流若手能楽師による能楽新発見講座」が
開催されます。
善久さんも出演されます。
どちらも嬉しい「入場無料」
是非、お出かけくださいませ。
喜久さん&美都子さんの祝言は
ご両家の個性、お二人の思いのこめられる
演出を考えております。
美都子さんのヘアメイク打合せについては
記事をあらためます(*^▽^*)。
2016年10月6日 カテゴリー: オートクチュール和婚プロデュース, 和ごころ文化 | コメントはまだありません »